１２０話「違和感」 ページ43
〜数日後〜 ーin水族館入口ー
降谷「(…少しはやく来すぎたか？)」
降谷は辺りを見回したが、Aはまだ来ていなかった。
降谷は時間を確認した。
降谷「(約束した時間まであと10分か…)」
すると…
A「ごめん、遅くなって…！」
降谷「僕も今来たばかりだから大丈夫だ」
降谷がそう言うと、Aはホッと息をついた。
A「…じゃあ、そろそろ水族館の中に入る？」
降谷「あぁ、そうしよう」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーin水族館ー
A「水族館に来るの久しぶりだな〜」
と、Aは笑って言った。
降谷「しばらく来ていないと、なんか懐かしいな」
A「そうだね、最後に行ったのは……、警察学校にはいってた頃かな？同期の松田達と一緒に行ったよね」
降谷「！あぁ、そうだな…」
降谷はAに少し違和感を覚えた。
降谷「(Aから松田達の話をしてくるなんて珍しいな……、何かあったのか…？)」
すると、
A「あっ！あっちでイルカショーやってるみたいだよ、行ってみよう！」
降谷「え？あ、あぁ」
考え事をしていた降谷は、突然話しかけられ少し驚いた。
降谷「(…Aはいつも通りだし、僕の考えすぎか…？)」
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作者名：グレイ | 作成日時：2019年1月26日 19時
