検索窓
今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:5,713 hit

キスってなんだ ページ8

「なーなー白石、お前キスってわかるか?」

は?なんの質問してんねんこの人。

「き、キス?どないしたん?いきなり」

ほんまにいきなりやんな。

「ん?いや、なんか本に書いてあってなーキスの味がどーたらとかって」

うわっしょーもな

「うっさいわ!財前!!大体お前知っとんのか!?キスの味!!」

声に出てたのか謙也さんが反応してくる。うるさ…

「まぁ、少なくとも先輩より知ってますわ。」

嘘。ほんとは知らない。だってキスは好きな人としたいやん?まぁ、当たり前なんやけど。

屋上を出て非常階段を降りている途中でユウジ先輩に会った。嬉しい。

「ユウジ先輩、小春先輩は?」

ちゃう!俺が聞きたいっていうか言いたいことそれちゃう!

「あ?小春?小春は生徒会の集まり。はぁー辛いわぁ…」

「ユウジ先輩、好き、です」

あっ!?あっあぁ!?俺今なんて言った???スキ?好き?アッーやってもうたー!!

「は?は?じ、自分何言うとんねん…!!」

あれ?あれあれ?顔赤いですよー先輩ほんまかわええ。

「先輩かわいい…」

「かわいくないわっ!な、なんでいっ、いきなり好きとか!」

伝わってなかったんかな?

「だから、言うたじゃないですか。先輩がloveの意味で好き。って」

「あ、あぁう…」

あ、凄いかわいい。

「先輩。キス、していいですか…?」

「勝手にしろ!あほ!」

OKってことなん?

そうして俺達はキスをした。

「俺は誰の代わり?」→←嫉妬、でしょうね?



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.7/10 (10 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
設定タグ:財前光 , 一氏ユウジ , 四天宝寺   
作品ジャンル:その他
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:湊&レモン煮 x他1人 | 作成日時:2015年11月9日 8時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。