2笑える ※閲覧注意 ページ6
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二重に聞こえた声は夢の中でいつも聞いている声。
嫌だ。嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ
俺は夢の中と同じように先輩に殺されるん?嫌だ。そんなの嫌だ。
俺は先輩に今の感情が悟られないように口角だけあげた。
バレてへんかな。バレてたらやばい。これ謙也さんとか白石部長に相談した方がええんか…?いや、先輩らを巻き込んだらアカン。しっかりせな。
平静でいられない俺、笑える…けどほんまにこわい。ユウジ先輩がこわい。
部活を終えた俺達は部室でだべったりグダグダ着替えていた。ふ、とした時あの五月蝿さが聞こえなくなっていた。あれ?あれ?あれ?あれ?あれ?あれ?あれ?あれ?あれ?あれ?あれ?あれ?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?
どこやねんここ。怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い
「『財前、大丈夫か?』」
ユウジ先輩…?あれ?
「『しっかりせぇや財前』」
目の前が真っ暗になって、意識が遠のいた。最後に聞こえた声はあの夢の声だった
「『離さない。絶対に…離さない』」
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作者名:湊&レモン煮 x他1人 | 作成日時:2015年11月9日 8時