俺達のearth☆〜宇宙編〜第二章〜

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〜翔〜

ステーションから

ホテルまでの道のり

ロボットが荷物を運ぶ

どうやらこれは普通のロボット

とは違うみたいだな

にの「これは

運搬用ロボットでしょう

これらを作っているのが

人型ロボット」

翔「あのさ…

俺は見えないから

全部人間に見えんだけど」

雅紀「翔ちゃん

それ逆だよ」

翔「逆だって？」

智「全部ロボットだよ」

智くんや雅紀くんそれにタイズは

透視してるから…

全て人型ロボット

だって言うのか？

信じられない

どう見ても人間

潤「この星の人間は

いったい何処に…」

智「聞いてみる？」

にの「リーダー」

智「ねぇ…そこのロボットくん

人間はどこいるのか知らない？」

ロボット「俺はエイトって

名前があるんだ」

智「なぁ…他の人間は何処にいんの？」

エイト「人間はこの辺には

めったに現われない」

みんな街外れで村を作って暮らしてる

らしい」

翔「何で一緒に住めばいいんじゃ…」

エイト「みんな俺達が怖いんだよ

ロボットがさ」

にの「ねぇ君らはさぁ

ひょっとして…オリジナル？」

雅紀「どういう意味なの？」

にの「同じのはいないって事」

エイト「そう俺達はみんなオリジナルだよ

だから人間と同じだ

考える能力も感情だってあるんだ」

にの「それは違うな

最初にデータとして

インプットされてるだけだよ」

エイト「そんなことない

僕は自分で考え

自ら行動する」

にの「違うね…考えてるん

じゃないインプットされてる

データの中から

正解を探して

表現させてるだけだよ」

エイト「どうしてそんな事わかるんだよ

お前何者だ!」

にの「つまりね今俺に

対する態度を検索して

表現させてるだけなんだよ」

雅紀「でも俺には

そんな風には見えないな

ちゃんと自分の考えを…」

にの「機械が人間の

脳になれるわけないんだよ

プログラムなんていくらでも

プラス出来るし

プログラムの書き換えで

どんな人物にもなれるんだよ」

翔「にのの言う通りだよ

雅紀くん

ロボットは全て

プログラムされてるんだよ」

雅紀「でもロボットにも感情が

あってもいいんじゃないの？」

にの「いいわけないだろ

人間だけでも大変なのに」

にののその言葉に

少しムッとする雅紀くん

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