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〜にの〜
タイズが帰ってきて
ようやくリーダーの
叫び声が無くなった
さっきまで
叫びまくってたから
タイズが1人で街にお出かけする
そう書いた手紙を見た
次の瞬間から今までずっとね…
智「タイズ〜大丈夫だった?
怖い目に合わなかった?
ケガとかもない?
変な人に声かけられたりしなかった?」
タイズ「うん大丈夫だったよ
でもね
おじいちゃんとデートしたの」
智「そかそかおじいちゃんとデートね
って!!おじいちゃんとデート!!」
にの「そんな何回も言わなくても
聞こえてますよ」
智「だってだっておじいちゃんは
男の人じゃんそんなの危険だよ」
潤「普通の5歳児なら
心配するところだけど
タイズの場合は心配いらないよ」
智「でもでもこの前みたいに
能力を封印されちゃう事もあるんだから」
にの「はいはいわかったから」
雅紀「タイズはおじいちゃんとデート
したんだ」
タイズ「はい…あの…」
翔「何でも言ってみ」
タイズ「タイズはおじいちゃんの秘めた心を
読んでしまいました
タイズによく似た孫を亡くして
2年
孫とデートする約束をしていたのに」
にの「だから
タイズはおじいちゃんの孫の
代わりにデートしたんだね」
タイズ「はい…ただ問題がありました
おじいちゃんもうすぐ……」
そう言ってタイズは泣きだした
雅紀「影薄くなってたのか…」
タイズ「ねぇ雅紀パパ
癒しの能力は歳をとってもうすぐ
死んじゃう人には
何も出来ないの?」
泣きながらタイズがま〜くんに
尋ねる
雅紀「タイズ…老いていくのを
止める力は
俺達にも出来ないんだ
それはどんな能力者にも
出来ない事なんだよ」
タイズ「悲しいです…」
雅紀「タイズ…俺もね
もう虫の息だったか〜ちやんを
元に戻す事は出来なかったんだ
助ける事が出来ないのって
ホントに辛いよね」
翔「タイズ…何も出来ないのか?
そんな事は無かったんじゃないか?
お前はおじいちゃんの心残りだった
孫とのデートを
叶えてあげたんだよ
おじいちゃんきっと凄く
喜んだはずだよ」
潤「お前がおじいちゃんに
素敵な思い出を
あげたんだよ」
タイズ「素敵な思い出…本当に?」
雅紀「ホントに」
タイズ「本当に?」
智「うんホントに」
タイズ「本当に?」
翔「ホントだよ」
潤「だから
これで良かったんだよ」
タイズ「はい」
タイズ…また1つ貴重な経験したな…
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ニノ - とっても面白いです質問なのですが、相葉ちゃんはなぜサダルスウド人なのにearth王になれたのですか? (2014年8月18日 16時) (レス) id: b02e678869 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まあ | 作成日時:2014年6月27日 11時