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〜にの〜
でも…
ちょっと待てよ
にの「ま〜くん
お前見えないのに…
バスケ出来るの?」
翔「確かに
バスケやってたのって
まだ見えてた頃の話しだろ?」
智「まぁ…
相葉ちゃんの能力なら
相手の動きやオイラ達の動きは
わかるし
ドリブルも出来るけど
シュートは…」
雅紀「そっか…
攻めるのも
守るのも出来るけど
俺シュートは打てない
さすがに
ゴールの場所までは
わかんないよ」
にの「なら
俺達3人が
得点取るしかない訳か」
忘れてた
ま〜くんが見えない事を
これは
かなり不利だな
唯一まともなシュート
打てる奴が
打てないんだ
にの「ま〜くん
お前は
リードして
ゲームを作るんだ
それなら出来るだろ?」
雅紀「うん
わかった
俺がボールを運んで
みんなチャンスがあれば
どんどんシュート打っていってよ」
ただのバスケの試合
そう思ってた
少年A「そろそろ始めるよ
審判は居ないから
時間がくるまで
ゲームは終わらないからね
1クオーターは15分
2クオーターまでだよ」
そして
ゲームがスタートした
周りには
何処からともなく
集まって来た子供達
応援する歓声が…
ジャンプボールで
始まる
ま〜くんがボールを
翔さんのところへ
翔さんボールゲット
みんながそれぞれ
散らばる
翔さんがドリブルで攻める
翔さんにつくディフェンスの子が
翔さんをピッタリマーク
ところが
次の瞬間
翔「えっ…うっ!!」
ボールが奪われて
そのまま速攻
シュートされた
智「翔くん
とられたら守らなきゃ」
翔さん…
翔さんが膝を付く
何故か動けないでいる
雅紀「翔ちゃん
どうしたの?」
翔「つっ…大丈夫」
様子がおかしい
にの「翔さん…
足を…」
遠目にもわかる
翔さんの左膝から
赤い血が流れてる
何故?
今何が起こった
雅紀「どうしたの?
何があったの?」
わからない
でも
翔さんが膝を怪我してる
にの「いつの間に…
つか反則じゃね〜かよ!!」
少年A「反則?
ただの不可抗力じゃん」
にの「くそッ!!
何処が不可抗力だよ
明らかにわざとだろ」
雅紀「翔ちゃんケガしたの?」
翔「俺は大丈夫
そんなヤワな身体じゃね〜からな」
にの「ま〜くん
どうやらこの試合
何でもアリのようだな」
雅紀「何でもアリ…って
まさか…」
智「そうみたいだね
バスケットボールって名の
バトルだね…」
翔「しかも…俺達は
4人しかいね〜からな
メンバーチェンジもない」
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のん(プロフ) - 次回のも楽しみにしています!! (2014年6月14日 14時) (レス) id: c6cf42068d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まあ | 作成日時:2014年5月2日 0時