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〜智〜
みんな…それなりにダメージを
受けてる
それでも
にのが消えてしまう前に
前に進まなきゃ
翔「今度は
どうやら上みたいだな
階段だよ」
にの「上がれって事
ですね」
オイラ達は階段を昇り
ドアを開ける
翔「ん?ここは…」
オイラ達の目の前に
にの「子供…ですかね
たくさんの子供…」
そう…
子供ばかり
歳は…12歳ぐらいか…
もう少し大きいのか
雅紀「ここは
リアルだね
俺もちゃんと感じるもん」
翔「どういう事だ?
子供相手に戦うのか?」
ところが
何故か子供達は
俺達に近づくと
子供「ねぇ…
退屈なんだよ俺達
一緒に遊ばない?」
智「遊ぶ…?」
子供「そうそう
遊ぼうよ」
雅紀「えっ…でも
俺達前に進まなきゃダメなんだけど」
子供「前に進みたいの?
なら…
いい方法があるよ
俺達とバスケの試合してよ
勝ったら
通してあげるからさ」
にの「バスケの試合…だって?」
ここに来て
突然遊ぶ…バスケの試合…って
智「バスケの試合
やりたい訳?」
子供「うん…やろうよ
あんたらが勝ったら
この先の道
俺が案内してあげるから」
よくわからない…
これも何かの作戦なんだろうか?
翔「どうする?
バスケだってさ」
雅紀「これって
にのを消すための
時間稼ぎかなぁ…」
にの「どうだろうね
でも…
やらないと前に進めないって事」
智「じゃやる?
前に進むためなら
オイラ何だってやるけど」
翔「やるけどって…
智くんバスケやったことあるの?」
智「無いけど…
あのゴールにボール入れりゃ
いいんでしょ?」
にの「まぁ〜そうですけどね
翔さんは?
俺はほとんど無いけど
ルールは知ってる」
翔「俺は遊び程度なら
雅紀くんは?」
雅紀「俺はバスケやってたよ
中学ん時にね
キャプテンだったの」
翔「マジか…スゲ〜じゃん」
にの「じゃ経験者はま〜くんに翔さんか
何とかなるか」
智「やってみる?」
にの「ところでリーダー
ルールは知ってるの?」
智「ルール?
知らないけど」
翔「相変わらずの強者だね
簡単なルールだけ
教えるよ」
みんなにルールをざっと
教えてもらい
4対4で
ゲームをする事になる
バスケの試合
簡単な事だと思ってた
それが大きな間違いだった
オイラ達は
子供相手で
完全に油断していた
コートの中に
オイラ達よりも
体も小さい子達
負ける訳ないって
思ってた
子「じゃ
始めるよ
後悔しないでね…」
後悔しないでね?
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のん(プロフ) - 次回のも楽しみにしています!! (2014年6月14日 14時) (レス) id: c6cf42068d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まあ | 作成日時:2014年5月2日 0時