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~46~ ページ46

〜雅紀〜

夜なんとなく

気になって秀忠の部屋を訪ねる

雅紀「秀忠

ちょっといいかな?」

秀忠「雅紀

どうした?」

雅紀「お前の事が気になっちゃって

俺達は

もうすぐ

自分達の時代に帰るから

お前が戦に行く頃には

もうここには居ないからさ」

秀忠「そうだな

歴史が元に戻ったなら

もうここに居る

必要はないからな」

雅紀「秀忠

ホントは怖いんだろ?

戦が…」

秀忠「父上には

ああ言ったけど

経験もないし

戦いたくないよ」

雅紀「俺も…

ずっと戦いたくないって

思ってたよ

今でも

出来れば戦いたくないな」

秀忠「でも

雅紀は

今までたくさん戦って

勝ってきたんだろ?」

雅紀「そうだね

たくさん戦って来たよ

ずっと

自分に言い聞かせてきた

無駄な戦いなんてないって

大切な人を守るために

戦うんだって」

秀忠「それでも

やっぱり

戦いたくないんだな…」

雅紀「そうだね

俺は色々な声が聞こえるから

戦ってる場所で

自然が壊されて犠牲になっていく

そんな自然の声も聞こえるんだ」

秀忠「自然の声が…」

雅紀「それは

声じゃなくて

悲鳴なんだ

破壊されて行く

自然の悲鳴…

相手を傷付ける事も

嫌だけど

関係ないモノを

壊すのはもっと嫌だ」

秀忠「それでも

戦わなきゃいけないんだな」

雅紀「そうなんだ

大切な人を守るためならね」

秀忠「初めて戦った時

怖かったか?」

雅紀「凄く怖かったよ

だから

秀忠も怖くてもいいんだよ

みんな同じだから」

秀忠「雅紀…

戦国の世を

私の時代に必ず終わらせるから

約束するよ」

雅紀「うん

お前なら

きっとそれが出来るよ」

秀忠「その為に

必要な戦には

必ず勝つから

お前達の時代が

平和な時代になってるといいな

そしたら

雅紀は

もう戦わなくてもいいだろうから」

雅紀「秀忠

ありがとう」

秀忠「お前は

私の初めての友達で

大切な人だ

同じ時代に生まれたかった」

雅紀「忘れないよ

秀忠の事

俺の大切な友達だから

この先お前が

将軍になって

いい世の中を作る姿を

俺楽しみにしてるからさ」

秀忠「お前に恥じない人生を

送ってみせるから

ちゃんと後の時代で

私の活躍を見ろよ」

雅紀「楽しみにしてるよ」

にの「お前〜ホントだろうなぁ

ちゃんとしないと

お前の行動は全部

歴史に残るんだから

ウソついたらバレるよ」

秀忠「何だよお前

勝手に入って来んなよ」

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設定タグ:嵐能力系 , 相葉雅紀 , ARS歴史   
作品ジャンル:ファンタジー
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作者名:まあ | 作成日時:2014年3月10日 22時

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