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〜翔〜
本能寺の中へ移動する
翔「まだ始まらないみたいだな」
智「でも
きっと抜け道は
どっかにもうあるんでしょ?」
翔「うん探そうか」
俺と智くんは
信長が使うであろう
抜け道を探す
しばらくすると本能寺の中がざわつきだした
始まったんだ
翔「智くんは抜け道探して
俺は信長を見てくる
誰かが信長に接触するかもしれないから」
俺はドタバタのさなか
信長のところへ
光秀が本能寺に火をつけた
火を避けながら廊下を進むと
人影が走り去った
あれは…
信長の兵じゃない
その後ろを
1人の武将が…
えっ…
もしかして
織田信長
1人どこかへ
俺は後を追いかける
信長は
どんどん奥へと進んで行く
1番奥の部屋に
あそこに抜け道が…
智「翔くん
見つからないんだ」
翔「智くん
大丈夫
わかったから
先に瞬間移動で外に」
智「でも
信長は?
どうすんの?」
翔「信長が居る
ところは俺わかってるから」
智「翔くん
まさか
翔くんが…」
翔「智くん
これは
この仕事は
俺に殺らせてくれないか」
智「翔くん
でも翔くんは
織田信長に憧れてるって…」
翔「そうだよ
だから…
だからこそ
最後は
俺の手で…」
智「翔くん…
わかった
オイラは先に
瞬間移動してるから
終わったらすぐにね
火の回りが早いから
気をつけてね」
翔「うん
智くんも気をつけて」
俺は1人
信長の元へ
1番奥の部屋に行くと
そこには
翔「あなたは
織田信長ですね」
信長「…
いかにも
お前は誰だ
光秀の手の者か!!」
翔「違う
でも…
あなたはココから逃げちゃいけない
そこは抜け道ですか?」
信長「…
ワシはまだ死ぬわけにはいかん
ここに抜け道があると聞いた」
翔「誰に聞いたんですか?
どんな奴に?」
信長「それは…
お前にそれを教える
必要はない」
翔「そうですか…
なら
あなたには
ここで死んでもらいます」
信長「お前は何者だ?
何故ワシを…」
翔「あなたが
ここに今夜来た時点で
あなたはもう
光秀に負けたんですよ
それがわかりませんか?」
信長「確かに
光秀がまさかこんな事を
するなんて
アイツの考えを
ワシは読めなかった」
翔「わかってますよ
あなたがどれほど
光秀をかっていたか
だから光秀には厳しかった
でもそのあなたの思いは
光秀には
届かなかった」
信長が…
少し悲しそうな表情を…
信長「ワシは
間違っていたと言うのか…」
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作者名:まあ | 作成日時:2014年3月10日 22時