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〜潤〜
何か…
にのの機嫌が…
スゲ〜悪いぞ
そんなに相葉くんと秀忠が
仲いいのが気に入らないのか?
にのらしくないな…
お前はそこまで
ひねくれてる奴とは思えないけど
それに
相葉くんに対しては
割と素直なんだけどな
雅紀「ねぇ…
にの…どうしたのさ?
全然喋んないね」
にの「別に…
話す事ないだけ」
雅紀「そうなの?」
にの「お前さ…
アイツと友達になろうって
言ったの?」
雅紀「アイツ?
あぁ秀忠の事?
うん…だってさ
秀忠さ
凄く淋しいんだよ
きっと周りには
自分の本当を
わかってくれる人が
居ないんだよ」
にの「…あっそ…
じゃ仲良くしてやればいい…」
雅紀「にのもさ
仲良くしてやってよ
秀忠ってね
にのが思ってるほど
悪い子じゃないからさ」
にのは黙ってる
潤「相葉くん
それって
あんま人に
押し付ける事でもないだろ」
雅紀「そうだけど…」
何か…
この2人…
大丈夫かよ…
相葉くんは
そんなに悪気もなく
ただ秀忠が心配なだけ
俺にもそれぐらいわかる
にのだって
それぐらいの事
わかってるはずだけど
食後に
相葉くんはまた秀忠の部屋に
雅紀「秀忠
また1人でご飯なの?
俺達と食べればいいのに」
秀忠「いいよ1人で
それより
昼間にのと話したんだ」
雅紀「にのと?
そうなんだ
少しは仲良くなれたの?」
秀忠「まぁ…まだそれほど
仲良くはなれないようだけど
でも…
アイツが私に…
私もま〜くんと呼ぶのを
許してくれたぞ」
雅紀「えっ…そっ…そうなの?
何で…でもアイツ…」
秀忠「勝手にすればいいと
そう言ったぞ」
雅紀「そうなんだ…
でも…約束だって…」
秀忠「ダメなのか?」
雅紀「えっと…
どうしようかな…
困ったな…」
秀忠「お前は…
私の友達になると言わなかったか?
私としては
もし本当に友達になるなら
そう呼びたいんだが…
ダメなのか」
雅紀「いや…ダメって事もないんだけど
にのホントにいいって言ったの?」
秀忠「言ったぞ
お前にも
それを伝えると私が言ったら
勝手にすればいいと」
雅紀「そっか…
まぁ…にのがいいって言ったんなら…」
秀忠「よし
なら私もお前の事を
これからはま〜くんと呼ぶぞ」
雅紀「うん…」
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作者名:まあ | 作成日時:2014年3月10日 22時