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〜にの〜
ま〜くんが
秀忠をほっとけないの
わかるけど
でも…
だからってここに来てから
ほとんどアイツとばっかり
話してる
何だよ…
いつだって俺は
お前の事が
心配なのに…
ケガしないように
お前が見えない事で
嫌な思いしないように
わかってるよ
お前は
見えなくても
何も困らない事
でも…
きっと我慢してる事だって
あるはずなんだよ
それでも
お前は
きっと平気なフリしてるんだ
秀忠「オイ…
お前1人でこれを
作ったって本当か?」
にの「何だよ…お前かよ
そうだけど
それが何か?」
秀忠「頭はいいみたいだな
性格はかなり
ひねくれてるけど」
にの「お前には言われたくないから」
秀忠「ふん…お前みたいに
ひねくれてる奴と
何でアイツが仲いいんだ」
にの「ま〜くん…
アイツは
俺の1番最初の
友達なんだよ」
秀忠「1番最初の…
友達」
にの「そうだ
それに
アイツは
心が素直で
根っからの優しい奴なんだよ
だから
お前みたいな奴にも…」
そうだよ
俺の時みたいに
きっとほっとけないんだ
秀忠「アイツの目は
何故見えないんだ?」
にの「大切な…
仲間を助けるために
自分を
捨てたんだよ」
秀忠「大切な仲間…」
にの「俺達の絆は
お前にはわかんないよ」
秀忠「ま〜くん…と
お前の絆か?」
にの「おまっ!!
ま〜くんて呼ぶんじゃね〜よ!!
誰に断って呼んでんだよ!!」
秀忠「ま〜くんが…
私は呼んでもいいと言ったんだよ
それが何か悪いのか?」
にの「ウソつけ!!
アイツがそんな事…」
秀忠「私は…
友達が居ないから
友達になると言った
その時にな…」
俺と同じように
友達に…
コイツの初めての友達になったって
言うのか…
だから…
コイツにも…
何だよ…
ま〜くんて呼んでもいいのは
俺だけじゃ無かったのかよ
そんなにコイツの事
心配なんだ…
ま〜くんて
呼ばせるんだ…
勝手にすりゃいいだろ
知らね〜し…
にの「勝手にすればいい…」
秀忠「ま〜くんて
私が呼んでもいいのか?」
にの「勝手にすりゃいいだろ!!
俺には関係ない」
秀忠「なら
ま〜くんにも
それを伝えておくよ
邪魔したな」
俺より
秀忠のほうが…
イライラする…
早くタイムマシーンなおして
帰りたい…
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作者名:まあ | 作成日時:2014年3月10日 22時