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〜潤〜
にのと翔くん曰く
ふざけた依頼
どんな依頼なのか…
俺は
どうせまた
どっかのマフィアかなんかを
潰す的な事かと思ってた
それなのに…
雅紀「依頼の話しする?」
にの「そうですね
受けるかどうかは
みんなで決めますか」
翔「まず
依頼主は…
澤田会長だよ」
潤「またかよ!!」
雅紀「また内部調査とか?」
翔「それが…
違うんだよね」
にの「会長のあくまでもプラべートな部分」
智「プラべート?
趣味とか?」
翔「あの人さ
骨董品のコレクターなんだけど
どうしても欲しいモノがあるんだって」
潤「どうしても欲しいモノ…」
にの「壷…なんだよね」
雅紀「それを探してって事?」
翔「そう…
ただね…」
にの「その壷は
今現在は存在しないの」
智「存在しないモノを探すの?
無理じゃん」
翔「普通は無理だよね
だから…」
にの「ウチに依頼したんだよ
つまり
実在したところに行って
見つけろって事」
雅紀「はっ?
実在するところに?って…」
翔「モノは…
徳川家康の大切にしていた
徳川家の家宝の壷」
潤「徳川家康の壷?
ってつまり…」
翔「そうなんだよ〜
戦国時代に行って
見つけて欲しいって…」
こりゃまた
今までにないぐらい
ふざけた依頼だな…
雅紀「ねぇ…
でもどうやって?
そんなの無理じゃん」
にの「まぁ…
出来なくもない
ですけどね
俺が頑張ればね」
智「にのが?」
潤「もしかして
タイムマシーンとか作る訳?」
雅紀「タイムスリップするの?」
にの「俺なら
作れなくはないですけどね
だって俺
天才ですから…」
翔「そりゃそうなんだけどね
でも…
タイムスリップは…」
潤「危険だよな」
翔「もちろん
俺達もね
でも…
それよりも」
にの「歴史を変えてしまったら
ダメだから…」
翔「もし
この依頼を受けて
俺達がタイムスリップして
戦国時代に行ったとして
歴史を変えずに
壷を見つけて持ってくるのは
相当難しいよ」
雅紀「確かに
誰かと関われば
何らかの影響を与えちゃうかもね」
智「タイムスリップ…
スゲ〜面白そう…」
翔「ヤバい
1箇所に引っかかっちゃった人が…」
にの「ヤバいですね…
喰い付いてますよね…」
ホントだ…
リーダーの目が…
もうワクワクしてら…
こりゃまたヒト騒動起こる予感だな…
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作者名:まあ | 作成日時:2014年3月10日 22時