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〜雅紀〜
家康「待たせたな
食事を用意させたから
まぁ…
しばらくゆっくりと
待つとしよう」
雅紀「でも…
かなり用心深いんだね」
潤「みたいだな
俺達を警戒して兵隊を
配置させたみたいだけど
無駄だよ」
にの「まぁ…警戒するのは
いい事ですよね」
にのがニッコリ笑う
食事が運ばれて来たみたい
にの「ま〜くん…」
雅紀「ん…大丈夫
わかるからさ」
家康「お前…名前は?」
雅紀「ん?俺?
雅紀だよ」
家康「雅紀…目…」
潤「あ〜コイツ見えてないから」
にの「でも
ま〜くんは
大丈夫なんですよ」
潤「その割には過保護だけどな」
にの「うるさいですよ」
家康「見えないのに
1人で歩き
1人で食べるのか…」
雅紀「あ〜俺別に
あんま関係ね〜から」
潤「ちなみに
コイツ見えないけど
俺達の中じゃ
1番つえ〜からね」
にの「ねぇ家康さん
よく秀吉が亡くなるまで
ネコ被ってれましたね」
アスカ「それこそ
牙を剥くチャンスを
待ってたんでしょうね
まさに
羊の皮を被った狼です」
家康「どうやら…
これは
三成が来るまでもなく
お前達を信用せざるを得ないな」
家康「とにかく
しばらくはここに…
自由に城内で過ごせばいい」
そして
俺達は家康の居る江戸城に
居る事を許される
アスカ「あの…家康殿の側に
常に居るのが」
にの「うん
本多忠勝だよね」
雅紀「誰それ?」
アスカ「家康家臣の四天王と言われる
武将の1人」
にの「家康の重臣だよ」
家康「おい
あの男は…いったい何者だ!!」
家康がびっくりして俺達のところに
にの「あの男…
あぁ潤くんですか?
何かしましたか?」
家康「あの男
弓よりも正確に素早く
小刀を…」
アスカ「彼のナイフ投げの腕は
恐らく鉄砲隊よりも
正確ですからね」
家康「そのようだな…
うちの家臣が度胆を抜かれてる」
にの「大丈夫
怒らせなきゃね
あと…
彼は料理の腕も一級品ですよ」
にの「家康さん
困った時はいつでも
我々に相談して下さい
必ずお役に立ちますよ」
家康「ん…
お前…名前は?」
にの「俺?
俺は二宮和也です」
家康「和也か…
その可愛げの無いところ…」
雅紀「可愛げの無いって…
まぁ〜当たってるけどね」
潤「確かに…」
家康「忠勝…
秀忠をここへ」
雅紀「秀忠?誰?」
にの「ま〜くん
お前…もう少し勉強しろよ…」
潤「徳川秀忠だよ…」
アスカ「家康殿の息子」
にの「2代将軍となる奴」
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作者名:まあ | 作成日時:2014年3月10日 22時