~10~ ページ10
〜潤〜
あの日も…
俺の耳が聞いた声…
今度こそ逃がさない
潤「お前ら…
また…殺すのか…」
男「何だお前らは?」
お前ら…?
俺の隣にアイツが…
潤「お前何でついてきてんだよ」
智「だってさ黙って行っちゃうから〜
飲みに行くって行ったのに〜」
潤「とにかくお前はさがってろよ
コイツらを…
俺は許さない」
智「1人で戦うの?
10人は居るよ」
潤「だからどうした
俺1人で十分なんだって
だって俺は…」
吸血鬼なんだよ…
能力者だしな…
男「邪魔な奴らは
全部消すよ…」
男達が…拳銃を…
俺は
ナイフを次々に男達の手に投げた
クソ…人数が…
その時
アイツはあっという間に
男達に近づくと
次々に倒していく
智「ほら…
ボーッとしてないで
そっちの奴ら倒してよ〜」
軽口をたたきながら
男達の間をすり抜けて
キレイに…
無駄のない動きで
踊ってるように
どんどん倒していく
俺達が…
全員を倒すのに
さほど時間はかからなかった
最後の1人が拳銃をアイツに向かって
撃たれた!!
そう思ったのに…
潤「リーダー!!
えっ…」
智「もう…びっくりするじゃんか〜」
よけた…
弾丸をよけた…
そして最後の1人をあっという間に倒した
智「終わった〜
松潤〜もういい?
飲みに行こうよ〜」
潤「コイツら…俺の彼女を…
殺した奴らだったんだ…」
智「そっか…帰ろ…」
マンションに帰ってきて
潤「俺さ…
吸血鬼なんだ…」
智「そっか…」
潤「怖くないの?
気持ち悪くないのかよ」
智「何で?
面白いじゃん…」
お前…今何て…
智「それに…
オイラは予言者だし…
オイラと松潤は出会う運命だったんだよ」
予言者…
運命…
潤「お前知ってて俺の所に来たのか?」
智「松潤が吸血鬼だって事?
知らないよ
オイラがサトリで見たのは
淋しそうな顔した松潤だよ
だから…
一緒に飲んだの…」
潤「サトリ…」
智「オイラと松潤が出会うのは
運命だったんだよ
オイラの予言は
吸血鬼の末裔となりし者と
世界を救う…」
潤「何も知らないで俺んとこに
居座ったの?
好き放題ワガママ言って」
智「ワガママ?
でもオイラはサトリで
松潤の見たから…
甘えて欲しかったんだよね?
だから
オイラ遠慮なく甘えたんだけどな」
俺が…
甘えて欲しかった?
43人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まあ | 作成日時:2014年2月7日 18時