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《智と潤の出会いの物語》
〜潤〜
その日いつものように墓参りを済ませ
俺はいつものバーで1人で飲んでた
ほとんど常連しか来ない
このバーに
珍しく見ない顔の奴が
俺の隣に座ってる
黙って前を見て…
一杯のグラスをゆっくりと
飲んでる
変な奴…ボーッとしちゃって
男「アンタさ…オイラと一緒に飲まない?」
潤「何で…?」
男「だって…一緒に飲みたいんでしょ」
潤「何言ってんの?バカじゃないの」
俺を見てふにゃふにゃ笑ってる
智「オイラ智…
オイラ今夜泊まるところないんだよね
アンタ…オイラを泊めてよ」
何だコイツ…
潤「泊めるわけないだろ!!」
智「いいじゃん
ケチだな…
そんな事言ったら一緒に飲んでやんね〜ぞ」
イチイチペース狂うなぁコイツ
潤「だから一緒に飲むなんて言ってね〜し」
智「言ったよ…さっき」
潤「言ってね〜よ」
智「まぁまぁ…
とりあえず一杯おごりな
アンタの…」
最悪な奴…だと思った
潤「ん…あて…
頭イテ…完全に二日酔い」
ん?
俺の隣に…誰だ?
何で知らん奴が寝てんだ?
…コイツ…
昨日の…
潤「オイ…オイコラ!!
お前…起きろよ!!」
智「ん…なに〜?
オイラまだ眠い…
……………」
潤「いや…だから起きろってば!!」
クソ〜起きね〜よ…
俺はとりあえず起きて
メシの支度を始める
智「ん〜腹へった〜
わぁ〜♪美味そ…
いただきま〜す」
潤「あっ!!コラお前勝手に
何で食うんだよ!!」
俺は思わず近くにあった
ナイフを投げてしまった
智「おっと…
松潤あぶね〜よ」
あっさり交わしてよけた!!
俺のナイフを…よけやがった
松潤…
潤「勝手に人の呼び方決めんなよ!!」
智「そう?でも昨日はいいって言ったよ」
潤「言ってね〜し!!」
智「オイラの事はリーダーでいいよ」
潤「リーダー?何だそれ」
智「オイラリーダーになるからさ」
潤「意味わかんね〜よ
てか何で俺のメシ食っちゃうんだよ」
智「松潤の分もおいてあるよ
一緒に食べようよ」
潤「あ〜もう!!ムカつく事ばっかで
いったいどこを一番ムカつけばいいか
わかんねからよ!!」
智「じゃ怒んなきゃいいのに…」
ダメだ…
コイツのペースについてけない
何か疲れるわ…
智「そうそう怒んないの
ほら食べなよ美味いよ」
潤「ん…
ホントだ美味い…
ってこれは俺が作ったんだよ!!」
智「あはっ♪
いいじゃんそのノリツッコミ」
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作者名:まあ | 作成日時:2014年2月7日 18時