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〜にの〜
ま〜くんはとにかく不安そう
それでも
少しずつ前に進む
雅紀「どうしてかな…
動物や虫も
少し話してくれるんだけど
みんな何かに怯えてる」
何かに怯えてる…
しばらく進むと
雅紀「えっ!!
どうして?」
にの「どうしたのさ?」
雅紀「ダメ…って
帰れって…その木が」
俺達のすぐ前に
そびえ立つ大きな木
行くなって言ってるの?
雅紀「どうして?
危険なのはわかってるよ
でも…
行かなきゃならないんだ」
ま〜くんが木と話してる
雅紀「俺が?
でも…俺の試練て」
翔「雅紀くん何だって?」
雅紀「俺が
苦しむんだって
俺には耐えられない試練て」
ま〜くんに耐えられない事って
潤「それでも
行くしかないだろ」
智「そうだよね
もう戻れないよね」
にの「ま〜くん
大丈夫か?」
雅紀「うん…」
そして…
アジトの裏側へ到着した
にの「俺がセキュリティ解除してる間に
ま〜くん
人数確認ね」
雅紀「わかった」
ま〜くんが透視する
雅紀「このフロアーに
全部で10人居る」
潤「10人か…
それならいけるな」
にの「解除完了ですよ」
翔「じゃ俺とにのは右に
残りは左へ…」
ふた手に分かれて
行動開始
〜にの・翔チーム〜
にの「おそらく
メインコンピューターのある所
かな…」
翔「俺達は見つかるとマズイからな」
にの「はい
ゆっくり
慎重に行きましょうか」
俺達は換気ダクトに入る
ここからメインコンピュータの部屋を目指す
翔「うわ〜狭〜
しかもホコリスゲ〜わ」
にの「だからいいんでしょ
我慢して下さいよ」
潤「そっちどう?」
にの「はい
順調ですよ
翔さんはややぶ〜たれてますけどね」
雅紀「俺達そろそろ敵にぶち当たるよ」
にの「ま〜くん
落ちついて…
アンタは強いんだよ」
雅紀「うん…
大丈夫俺負けないから」
智「オイラも負けないよ〜
にのオイラにも頑張れって
言ってよ〜」
にの「…はいはい
アナタも頑張りなさいよ」
潤「じゃ予定通り」
換気ダクトの中をどんどん進む
翔「うわっ!!
ねっ…ネズミ!!
にの!!ネズミ!!」
にの「し〜っ!!
いちいちビビんないで下さいよ
うるさいですよ
見つかるでしょ!!
ダクトなんだから当たり前でしょ」
翔「うぅっ…
スイマセン…」
ホントにビビリなんだから
みんな…
うまくやってるかな…
まぁ…
3人とも戦闘能力の高い人達だからな
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作者名:まあ | 作成日時:2014年2月7日 18時