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〜にの〜
今度はま〜くんが…
俺を必死で見てる
そんな見なくても
もう今までだってずっと一緒に居たから
散々見ただろ
雅紀「OK!!
しっかり覚えたよ
ホクロの場所もね
やってみるね」
ん?
雅紀「どう?」
潤「ダメだな…」
にの「失敗ですね…」
雅紀「え〜っ…
ダメか〜難しいね」
潤「何回も繰り返せよ」
雅紀「わかった」
潤くんが元に戻る
やっぱり…
雅紀「松潤…
大丈夫?」
しばらく動けない潤くん
戻った途端に
倒れ込んでしまう
雅紀「どうしよう…」
にの「ま〜くん
アンタ力あるんだから
部屋に運んでやんなよ」
雅紀「そうだね
うっ…重い…」
にの「お前…
バカ…
念力使えよ」
雅紀「あっそっか
あっ!!
ごめん階段に頭ぶつけちゃった」
にの「だから…
お前バカ…
瞬間移動使えよ」
雅紀「そっかそっか」
そして
その日は
1日中ま〜くんが俺を見つめてる
とにかくずっと見つめてる
俺を隅々まで見てる
雅紀「ちょっとにの右向いて
次は左向いて
今度は後ろね
あっ…
足の裏も…」
にの「足の裏なんてどうでもいいだろ!!」
雅紀「でも松潤が隅々まで見ろって…
だから見せてよ」
にの「好きにして…
ほらよ!!」
何度も何度もやってみるけど
なかなか成功しない
変幻ってそれだけ難しいんだ…
そしてとうとう
雅紀「よし
今度こそ!!」
にの「おっ!!
ま〜くん!!」
雅紀「どうかな?
やっぱダメ?」
にの「おめでとう
ちゃんと変幻出来てるよ」
雅紀「ホントに?
やった〜♪」
智「ねえねぇ…って!!
わ〜にのか2人居る〜
どっちが本物?」
にの「俺だよ」
雅紀「違うよ俺だよ」
智「ん〜わかんね〜な…
あっそうだ
オイラさっきにののおやつ食べっちゃった」
にの「は〜っ!!
何勝手に食ってんのよ!!」
雅紀「あ〜いいよ別に」
智「んふふ♪
わかっちゃった〜
こっちが本物〜」
俺を指さすリーダー
雅紀「凄いねリーダー
何でわかったの?」
智「だってにのは
オイラにいいよ〜なんて
絶対に言わないもんね」
言いませんね絶対
にの「そんなとこには
ちゃんと頭回るんですね」
ま〜くんが元に戻る
でも…
にの「ま〜くん
平気なの?」
雅紀「何が?
別にどうもないけど」
変幻の後なのに
いつもと変わらず普通に動いてる
やっぱり潤くんとは能力の
レベルが違うんだ
変幻するのに使うパワーを
十分持ってるんだ
やっぱ凄いよま〜くん…
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作者名:まあ | 作成日時:2014年2月7日 18時