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〜雅紀〜
俺達それぞれ頑張って
あっという間に店は
人気店へと…
雅紀「あっ
タバコ…
俺に任せて…
earth…」
客「え〜っ!!
ホワイトタイガー!!
えっ!!
火を!!」
そう
earthはこの店の看板です
店内でタバコに火をつけたり
キャンドルに火を灯したり
大活躍
女性は割と猛獣が好きな人が
多くて…
大人しいearthがみんなお気に入り
中にはearthを指名する客まで
現れた
「earth〜オイラのお客様に火をつけたげて…」
これがリーダーのいい事思いついただった
にのが言うリーダーの考えた
ロクな事じゃない事が
客には大ウケだった
そりゃホワイトタイガーのライターなんて
どこのホストクラブにもあるわけない
ホストA「素人が…
何にも出来ないと思ったのに」
ホストB「何なんだよ…
コイツらの人気…」
ホストc「今週も
あの5人が上位独占かよ…」
ライアーの予想通り
俺達は看板になった
雅紀「ねぇ…翔ちゃん
あのさ…」
俺は少し気になってる事があった
俺を凄くひいきにしてくれてた子が
急に店に来なくなった
翔「あ〜あの子だろ
急に来なくなったな
でも…
俺の情報網だと
他の店に行ってる感じも無さそうだよ」
雅紀「そっか…
そんな素振り無かったから
ちょっと気になっちゃってさ」
翔「ホストクラブ…
卒業したんじゃないの?
彼氏とか出来てさ」
雅紀「それならいいけど…」
この時俺は少し胸騒ぎがしていた
潤「なぁ翔くん
時々店に来るさぁ
あのグラサンかけた奴
アレって誰よ?」
翔「あ〜あの人は
この当たりのホストクラブを
全て仕切ってる人だよ
この辺のオーナーはみんな
雇われオーナーなんだって」
にの「あの人
ちょっと不気味と言うか…」
翔「確かに…
ちょっと不思議な感じだよな」
雅紀「あの人…
能力者かも…」
潤「そうか?
俺はそんな気配感じないけど」
にの「俺もだけど」
翔「俺もそのヘンは感じない」
雅紀「ん…何となく
そう感じるんだけどな」
智「ちょっと〜!!
みんな!!
忙しいんだからさ〜
ちゃんと仕事してよね〜!!」
雅紀「リーダー
めっちゃ張り切ってるね」
にの「ちょっと今週も
ナンバーワンになったからって…」
翔「智くん珍しくヤル気だね…」
潤「リーダーに働けなんて言われるの
初めてだよな…」
智「当たり前じゃん
だってオイラ
この店の
ナンバーワンなんだもん!!」
にの「自分だけ能力使って
卑怯だし…」
確かに…
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作者名:まあ | 作成日時:2014年2月7日 18時