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〜雅紀〜
あれから3日がたった
にの「やっとですね」
潤「ホントだよ
つまんね〜占いなんかに
付き合わされて…」
翔「まぁしょうがないよ
この国ではそれが
常識なんだから」
智「Aちゃんの父ちゃんて
どんな人なんだろ」
A「みんな
そろそろ行こうか」
宮殿の1番奥の
国王専用の建物
それは俺達が居た
建物とは
比べものにならないぐらい
立派なものだった
翔「国王ってスゲ〜んだな…」
にの「神と同等だからね」
大きな金色の扉
その奥にある
寝殿…
A「父様…
私の日本の友達だよ」
ジョージア王「Aが…
世話になったと…
ありがとう…」
翔「俺達で役に立てて
良かったです」
A「父様…
具合は?」
ジョージア王「…もう
私は…長くはない…」
A「大丈夫
雅紀が…
来てくれたから
雅紀は魔法使いなんだ」
そう
Aちゃんのお願い
それは
「雅紀の魔法で父様を助けて欲しい」
雅紀「ジョージア王
俺がアナタを助けます」
俺は
ジョージア王の前に立ち
両手にありったけのパワーを集めた
翔「スゲ〜
いつもなんか比べものに
なんないぐらい
雅紀くんの両手の光が…」
そして
ジョージア王の体を光で包み込んだ
どれぐらい
そうしていたんだろう
気がついたら
みんなが俺を囲んで
覗き込んでた
にの「ま〜くん…
ま〜くん…大丈夫か?」
雅紀「俺…
どうしちゃったの?」
翔「かなりパワーを
使ったんだな」
潤「お前気を失ったんだよ」
智「びっくりしちゃった」
雅紀「そうだ…
ジョージア王は?」
A「雅紀…
お前は本当に
凄い魔法使いだな…」
見ると
ジョージア王は
優しく微笑んで
俺に手を差し延べ
ジョージア王「君は…
奇跡を起こせるのか…
ありがとう…」
良かった…
ちゃんと治せたんだ
でも…俺
もう動けないや
さすがに
パワー切れだよ…
俺はまた眠ってしまった
それからしばらく
俺は
眠り続けた
翔「雅紀くんでも
病気を治すのは
ケガを治すのとは
比べものにならないぐらい
凄く大変な事なんだな」
にの「それだけ
命ってのは
簡単には亡くしちゃいけないモノ
って事ですよ」
潤「だからこそ
コイツは
命の大切さにこだわるんだろうな」
智「オイラね
聞いたんだ
相葉ちゃん
死にそうな母ちゃんを
必死に助けようとしたけど
どうしても無理だったって…」
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作者名:まあ | 作成日時:2014年2月7日 18時