〜48〜 ページ49
〜翔〜
まったく…
雅紀くんにはビックリだわ
素直すぎんだよなだいたい
雅紀「良かった〜翔ちゃん居たら
めっちゃ心強いよ〜
あのねAちゃん
翔ちゃんってねめっちゃ強い人なんだよ
それにバカ力だしね♪」
コラコラ…
バカ力って言い方ね〜だろが
A「翔も魔法使いなのか？」
魔法使い…って
なんだよそりゃ…
雅紀「うん
翔ちゃんはね
俺みたいにモノに触らないで
動かせたり
あと何と言っても瞬間移動だよね」
A「あれは楽しいな♪」
雅紀「だよね〜ジェットコースター
みたいでしょ♪」
何なんだよ
この２人は…
緊張感のカケラもね〜し!!
翔「お前ら…
もう少し緊張感ないわけ？
どこから狙われてるか
わかんね〜んだぞ」
雅紀「翔ちゃん居るし大丈夫〜
ねぇねぇ翔ちゃん
いっそのこと大阪まで
瞬間移動出来ないの？」
翔「お前は俺を殺す気か!!
俺の瞬間移動はそんな長い距離は
出来ね〜し仮に
それやったとしても
俺は３人を何回も移動させなきゃ
なんね〜から
１回でもこれ結構パワー使うからね
ホントに俺死んじゃうわ!!」
雅紀「そんなにパワー使うんだ〜
俺まだ瞬間移動出来ないからな」
雅紀くんが瞬間移動出来るようになったら
きっと俺なんかより楽に
しちゃうんだろうな
俺とお前じゃパワーが
全然違うからな…
雅紀「翔ちゃん
新幹線使うんだよね？
Aちゃん新幹線乗ったことないんだって」
翔「Aちゃんの国は
まだそこまで発展してないからな
自然が沢山でさ
だから…
ダイアモンド鉱山も
本当はもっと沢山あるんじゃないかって
言われてるけど…」
A「父様は…自然も大切にしたいと
思ってるから…」
雅紀「自然は…大切だよ
俺は沢山の悲鳴を聞いてきたから…」
雅紀くん…
お前には…自然の声聞こえてるもんな
ずっとその声を聞きながら
暮らしてきたんだよな
お前にしかわからない
苦しみだよな…
A「雅紀は…凄いな…
動物とも植物とも話せるんだよな
それに色々な事出来るんだな」
雅紀「凄くないよ
それに…
俺はこんな力いらなかった
戦う為になんか
生まれたくなかった…」
A「戦う為に？」
翔「何でもないよ」
雅紀「そうそう何でもないよ」
王女には俺達の事
必要以上に話す必要はないだろうからな
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作者名：まあ | 作成日時：2014年1月24日 22時
