〜45〜 ページ46
〜翔〜
翔「着いた…２人とも大丈夫か？」
雅紀「大丈夫
ここどこ？」
翔「とりあえず
人混みに…
多分どっかの駅前かな…」
A「駅前か…都会だな」
雅紀「このままじゃちょっと服装が…
どっかで調達して着替えようよ」
確かに…
王女はドレスで
俺と雅紀くんは黒服って…
いかにも怪しいわな
すぐに近くのお店で服を購入し
着替える
翔「これなら…まぁ…大丈夫か」
雅紀「うん…
どっから見ても王女には見えないね」
A「似合うか？」
王女はジーンズにＴシャツ
雅紀「Aちゃん良く似合ってるよ」
翔「お前…Aちゃんて…」
A「いいんだ
私がそうしろって言ったんだ
翔もそう呼んでほしい」
翔「はい…出来るだけ…
ところでどうする？
ホテルに帰るか？」
雅紀「今帰ったら危ないよ
しばらく様子見ようよ」
確かに…
それにしても
今回やっぱり能力者が…
松潤のナイフを操るなんて
しかもいったいどこからそんな事を…
A「おい
お腹がすいた」
雅紀「そっか…
だってAちゃんは
パーティーで何も食べないように
言われてたもんね」
翔「俺らも…
何も食ってね〜もんな」
雅紀「何か食べに行く？」
へっ？！
翔「ちょ…ウロウロすんの？
危なくね？」
雅紀「大丈夫だよ
まさかこんなとこに
普通に居るなんて
誰も思わないよ」
そりゃそうだけど…
A「寿司!!」
雅紀「よし
じゃ廻る寿司行こ〜」
雅紀くんて…
こんな状況でこんな
落ち着いてる奴だっけ…
まぁ…強くなったからな
守れる自信あるのかな…
結局俺達は近くの廻る寿司の店に入る
雅紀「めっちゃうめ〜♪」
A「うん
めっちゃうめ〜♪」
翔「ちょっと…Aちゃん
あなたはめっちゃうめ〜
ダメだよ」
A「どうしてだ？
雅紀はいいのに？」
翔「雅紀くんは男だからね
Aちゃんは女の子だから」
雅紀「でもAちゃんはお父さんに
日本語教わったからさ
今更無理なんだよ」
そりゃそうか…
それにしても
翔「どうするかな…
あっ…にのが追跡してんじゃね？」
A「あ〜それなんだが
どうもネックレス落としたみたいだぞ」
翔「マジで!!
じゃレシーバーは？」
雅紀「そんなのこんな距離のあるところで
無理だよ」
そっか…
じゃ俺達完全に孤立じゃね〜かよ…
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作者名：まあ | 作成日時：2014年1月24日 22時
