〜37〜 ページ38
〜潤〜
完全復活!!
いや〜参ったす
久しぶりに血を吸って腹こわすなんて
俺としたことが…
翔「伊東さん送って来たよ」
雅紀「ご苦労さま〜翔ちゃん」
にの「ではさっそく
始めますか」
翔「そうね
その前に…
みんなラシアン王国って知ってるかな？」
智「知らない」
雅紀「俺も知らないなぁ」
潤「知ってるけど…
それが？」
翔「うん…
その国の今の国王の王妃はさ
日本人なんだよ
だけど…数年前に暗殺されたんだよ」
にの「国王と王妃の間には
娘が１人
それが第一王位継承者の
A王女なんだ」
翔「でね…そのA王女が
今度日本に来るんだよ」
にの「つまり…
俺ら今回は
お姫様の子守りだよ…」
翔「イヤイヤ…
SPな…」
潤「SPか〜」
雅紀「SP…」
智「SP…つて何だ？」
雅紀「あっ…俺もそう思った…」
にの「この２人はほっときましょ」
翔「ボディガードな…」
潤「でも…ボディガードなら
それ専門のヤツが居るだろ
なんでまた俺達なんだ？」
翔「ライアーが言うには
どうも王女様は
狙われてる…らしい」
にの「それも…かなり腕のたつ
始末屋らしいよ」
翔「だから…
普通のSPじゃ無理なんだと」
潤「誰に狙われてんの？」
にの「わかんないみたい…
なんせお姫様を狙うヤツが多過ぎて」
翔「ラシアン王国ってさ
ダイヤモンド鉱山があるんだよ
しかもブルーダイヤの」
にの「それが…この国の強みかな…」
智「ブルーダイヤってスゲ〜
希少価値なんだよ」
潤「リーダーはそうゆう事にはホント詳しいよね」
にの「色んなヤツが欲しがってるわけさ」
潤「お宝の宝庫…」
翔「今の国王はかなりのやり手なんだよ
ただ…最近体調を崩してるんだ」
にの「もしも
国王が亡くなるなんてことになったら
お姫様が次期女王様ね」
潤「ん…身内にも
狙ってるヤツがいるわけ？」
翔「国王の弟…」
にの「第二王位継承者…」
雅紀「身内が…狙ってるって…
酷い話しだよ…かわいそうに」
翔「まぁ…過激派もいるんだよ
何故なら…
A王女は日本人とのハーフだから」
にの「そんな奴は次期女王にはふさわしくな
いって思われちゃうよね」
智「色々敵の多いお姫様なんだね」
潤「何で日本に来るんだよ」
翔「日本とラシアン王国は
今かなり親密に国交を結んでるんだよ」
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作者名：まあ | 作成日時：2014年1月24日 22時
