〜34〜 ページ35
〜智〜
キャィン!!
リュウくんが伊東さんをかばって
雅紀「リュウくん!!」
振り返った相葉ちゃんの手から電撃が!!
男を一撃!!
相葉ちゃん…
初めて見る相葉ちゃんの怒りの顔
瞳が…
色が…
初めて見た…
雅紀「リュウくん!!
しっかり!!
俺が
すぐに助けるから…
ごめん…リュウくん」
智「相葉ちゃん
にのに連絡」
雅紀「にの〜!!
翔ちゃんを
お願いすぐに!!」
にの「どうしたんだ？
わかった」
翔「雅紀〜!!
大丈夫か!!
いくぞ」
翔くんにつかまり瞬間移動した
帰ってきた
にの「ま〜くん!!
大丈夫なの？」
雅紀「俺は平気
リュウくんがケガしたんだ」
すぐにリュウくんのキズに
手をかざす
緑色の光に包まれたリュウくん
しばらくすると
傷口は塞がり
スヤスヤと眠るリュウくんがいた
雅紀「良かった
リュウくん
ごめんね…
痛かっただろ」
智「ごめんね相葉ちゃん
オイラ油断してた」
雅紀「リーダー
俺もだよ…
俺も油断してた」
翔「何か…
俺ら良くわかんないわ…
とりあえずは成功なんだよな？」
雅紀「うん…
潰してきた」
にの「ま〜くん
何があった？
どうしてこうなったんだ？」
翔「あ〜ちょっとその前に
このおじさんを…」
忘れてた…伊東さんの事
あまりの出来事に伊東さん
目を丸くして
何がなんだかパルプンテ状態
伊東さんは客室で今日は休んでもらう
ことにして
俺達はリビングへ
翔「やっと落ちついた…」
相葉ちゃんは
ゆっくり話し出した
昔にのの両親を殺して
にのから喋る事を奪った奴らの事
にのが下部組織でハッカーをしていた事
にのを連れ出した日の事
そして
同じ手口だった事
だから…
潰す必要があったと
ずっと悲しい
辛そうな表情で
話してくれた
雅紀「俺…また人殺してしまった
でも…リュウくんが刺されて…」
にの「お前…
バカだな…
だけど
良く頑張ったよ」
相葉ちゃん…泣いてる
戦う事を決めて
戦った
だけど…
その心の中のどっかでは
本当は苦しかったんだよね
かわいそうに…
でも…
君は戦う運命の人なんだよ
それは
もう変える事はできないんだよ
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作者名：まあ | 作成日時：2014年1月24日 22時
