〜32〜 ページ33
〜雅紀〜
昼間がベスト
停電もするから…
夜は動きにくいからとにのが…
停電のどさくさに紛れて
お父さんを連れ去る
予定…
今屋敷の前
雅紀「にの…
聞こえる？」
にの「ちゃんと聞こえてるよ
あんま緊張すんなよ」
雅紀「部屋は２階だって
リスさんが教えてくれた
窓から入るのが早いかな…」
にの「帰りはじ〜さん居るから
廊下のほうからだな」
翔「奪還成功したら
連絡して
俺が瞬間移動で迎えに行くよ」
にの「翔さんが迎えに行くって」
雅紀「わかった」
智「ねぇ…相葉ちゃん
なんでリュウくんいるの？」
雅紀「あ〜乗り掛かった船だから
最後まで見届けるんだって
リュウくんって男気あるよね」
智「でも…
リュウくんは木登り無理でしょ？」
雅紀「庭で見張りしてくれるって」
智「そっ…
じゃリュウくんよろしくね」
裏口で待機する
にの「ま〜くんいい？」
雅紀「うん…
準備OKだよ」
にの「ストップしてる時間は…
何分必要？」
雅紀「俺とリーダーなら２分あれば
いけるかな」
にの「わかった２分だな
じゃ行くよ
…OK!!行け!!」
俺とリーダーは裏口を抜けて走って
部屋のすぐ下の木を登って窓から部屋にはいった
にの「時間だ戻すよ」
ギリギリセーフ
部屋にはパソコンの前でアタフタする
おじさん
おじさん「びっくりした…
停電かな？」
雅紀「あの…」
おじさん「えっ…君たちは
誰？いつの間に…」
雅紀「俺達あやしい者じゃありません
あなたを助けに来ました」
おじさん「助けにって…
何故？」
俺はおじさんに家族からの依頼の話をした
おじさんは困った顔をして
おじさん「私の名前は伊東です
私は帰れません
何故なら借金があるんです
それを返す代わりに
ここで仕事をしています
でないと…
家族の命が…」
何だって!!
これってまるで…
にのん時と…同じ…
じゃもしかして
雅紀「伊東さんハッカーですか？」
伊東「えっ…何故…」
雅紀「なら
伊東さんはハメられたんだよ
多分その借金もここの奴らが…
それに…
あなたがここに居ても居なくても
多分…いずれは口封じで
みんな殺されるんだ…」
伊東「ウソだ…
家族には手を出さないって…」
雅紀「俺…知ってるんだ
同じ手口で両親殺された奴」
伊東「そんな…」
雅紀「だから…
俺達と行こうよ
俺達があなたも家族も助けるから…
今度こそ…
ちゃんと俺が守ってやるから…」
俺はあの頃よりは
強くなったから…
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作者名：まあ | 作成日時：2014年1月24日 22時
