〜14〜 ページ15
〜智〜
次の日
ライアーが来た
ライアー「どうも〜♪
お仕事ご苦労さま
相変わらずの成功率だなあなた方」
潤「まぁな…成功率は100%
それがウチのウリなんだよ」
ライアー「なんせ皆さん能力者さんですもんね」
翔「あのさライアー
今回の…この依頼なんだけど
最後まで責任持たせてもらうよ」
ライアー「と申しますと？
依頼はここまでなんだけど…
他に何を？」
にの「このままじゃ渡せない…
そんなとこかな」
ライアー「報酬ですか？
足りませんか？」
雅紀「報酬は今回はいらないヨ」
ライアー「いらない…
そうですか…まさか
この絵画を…」
智「偽物なんかいらないヨ」
潤「こん中にある大切なモノは
渡さない」
ライアー「ほう…
また大胆な事言いますね
本気ですか？」
雅紀「もちろんだよ
こんなフザケタ物は渡せないよ」
翔「ライアー
アンタには迷惑かけないよ」
にの「まぁ別にアンタも巻き込んでも
俺らは全然かまわないんだよ」
潤「特別に
巻き込まれないようにしてやるよ」
翔「依頼主を
教えてくれるよな」
ライアー「……
潰す気ですか？」
智「そのつもりだけど〜
一緒にやる？」
ライアー「能力者ってのは
まったく無茶しますね…
僕は普通の人間ですからね
巻き込まれるのはゴメンですよ」
翔「アンタにも今回の報酬は諦めてもらうよ」
ライアー「わかりました
この埋め合わせは
また次の時にでも…」
そう言ってライアーは依頼主の名前を…
ライアー「顧客が１つ減るのはイタイですが
このご時世くだらない依頼なんて
沢山転がってますからね」
翔「ありがとうライアー
良かったよ…素直に教えてくれてさ
でないとウチのメンバーは
何するかわかんないから」
にの「特に吸血鬼は
気が荒いもんでね
下手すりゃ穴だらけ…」
潤「残念だな…」
ライアー「あなた方の能力は
承知してますからね
あんまり無茶しないで下さいよ
ではまた…
よろず屋嵐さん…」
そう言ってライアーは帰って行った
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作者名：まあ | 作成日時：2014年1月24日 22時
