ラッキースケベガール

9話 ページ10

家「ねぇ、A。五条と夏油に復讐しない？」

『復讐ですか？』

家「そうそう」

『？』
特訓中に家入が話し掛けてきた。復讐の内容は盗んだ五条の制服をAがきるというものだった。

『いいですけど…』

家「どうしたの？」

『私、怒られないですかね？』
家入はAの背中を叩き「ダイジョブ」と言った。
(ほんとに大丈夫かな？)


１年の教室にて…

家「ほら、着てみ」
家入は平然とした顔でAに五条の制服の上を渡す。

(でっか！？さすが高身長…)
Aは恐る恐る制服に腕を通す。

家「ぶかぶかじゃんwwこれだったらスカート要らないんじゃん」

『え？』
気づくとスカートが脱がされ、下は下着とニーハイ姿になっていた。

『なっ！硝子先輩！返して下さい///』

家「やーだね」
Aは下着を隠すため急いで制服のボタンを留め、家入を追いかける。

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

五「A〜。俺の制服知らない…か？」

家「あ、やほ」

『しまった。五条…先輩///』

夏「どうしたんだ？悟」

『みっ、見ないでくだしゃい』
五条と夏油が教室の入り口で止まる。

ｶｼｬｶｼｬ
『！』

五「傑。後で送って。待ち受けにする」

夏「一枚3000円」

五「買った」

『な！///』
Aは急いで夏油のところに行き、ケータイを取ろうとする。
だが、全然届かない。

『貸して下さい///』

夏「やだよ。貸したら消すでしょ」

灰「あれ？またなにかやってる。あれ、七海〜目隠ししないで。見えない」

七「いや。見ないほうが良い」

『貸して下さ…え、おわぁ！？』

夏「！」
バタンッ

Aは夏油を押し倒し、胸が夏油の顔面に被さる状態となる。

灰「ん？何の音？」

七「物が倒れた音だ。」

灰「ふーん。」

『いたたた…あっ、すみません。夏油先輩』

夏「///」

夏油は顔を真っ赤にさせどこか行ってしまった。

家「そういえば、A。下ダイジョブか？」

『ふえ？』

五「どうしたんだ？」

『あ！硝子先輩！返して下さい私のスカート』

五「は？」

家「Aしたスカート履いてないぞ」

五「まじで」

家「まじ」

五「♪〜♪〜」

『返して〜』

灰「なにがあったの？」

七「さぁ、なんだろうな」

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