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NO side
すみれが突然現れた正直呑み込まれて消えた。それを目にした高専の術師約六名(一匹、パンダ)。玉響、沈黙が帷を下ろす。
「…………ぅええぇぇぇぇぇぇえええ!!!???」
木に止まって休んでいた鳥達が驚いて空に飛び上がった。
叫び声を上げたのは、ついこないだすみれと
なお、
「うっさいわよ!!」
直後、野薔薇の平手打ちが悠仁にクリティカルヒット。「ウベバッ」という謎の言葉が悠仁から飛び出した。悠仁はそのまま、吹っ飛んだ。さすが、性格が少しキツめの女のビンタは一味違う。
「高菜、明太子」
落ち着いているように見えてチョーゼツ焦りまくりの狗巻棘が伏黒に電話をかけるように伝える。電話マークを作った狗巻の手は微振動していた。
「電話ですね、分かってます」
purrrrrrrrr
電話の音が鳴る。伏黒は人生で初めて五条に出てほしいと思った。
『はーい、どうしたの。
「五条先生…き、緊急事態です」
電話に出た五条の安定した声音にイラッと来た高専二年、禪院真希。しかし、そのいつも通りすぎるイケボな声に安心したのも事実。
なお、五条に電話をかけた伏黒の声は狗巻と同じく微振動。もはや、宇宙人の声の域。扇風機の前でやる「我等は宇宙人です」の声だ。
『え、恵どうしたの。その微振動の声、ウケんね』
「クソですね」
おっと、口が滑った滑った。伏黒は何事もなかったかのように話を続けることにした。
「神狩先輩が突然現れた障子の中に入って姿を消しました。五条先生に連絡しろ、と言われたんですけど」
『障子ィ〜〜〜???あ、あー!!あれね。ほいほい、了解。今そっち行くから』
ブチ、と電話が切られる。あまりの自分勝手さに伏黒は持っていた携帯を地面に投げつけようとして我慢した。偉いぞ、伏黒。
五条との電話が終わるころには、各自落ち着きを取り戻しておりいつもの状態に戻っていた。毎日、死戦を潜り抜ける強者達は先手には弱いが回復は早い。
『お疲れサマンサ〜』
のんびりと来る五条に野薔薇の本日二度目の
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白い流星ーいずみんー(プロフ) - 初めまして〜。この小説は元々、落ちとか決めてなかったんで五条先生落ちになるのかはわかんないです…(完結のタグつけちゃった…)応援ありがとうございます (2021年5月26日 19時) (レス) id: 0e37fab493 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年5月26日 18時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
ノノ(プロフ) - 続き楽しみ (2021年5月16日 23時) (レス) id: cf6ccd0ff8 (このIDを非表示/違反報告)
白い流星ーいずみんー(プロフ) - コメントありがとうございます。頑張ります! (2021年5月16日 23時) (レス) id: 0e37fab493 (このIDを非表示/違反報告)
ノノ(プロフ) - 続き楽しみです!!!!!!! (2021年5月15日 10時) (レス) id: cf6ccd0ff8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白い流星ーいずみんー | 作成日時:2021年5月9日 9時