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伏黒の問いに禪院先輩が答えた。
「その三年のボンクラが停学中なんだ。人数が足んねぇ。だから、オマエら出ろ」
「交流会って何するの？スマブラ？」
「なら3人でやってるわ。東京校、京都校それぞれの学長が提案した勝負方法を1日ずつ二日間かけて行う。たってもそれは建前で初日が団体戦、2日目が個人戦って毎年決まってる」
「しゃけ」
『…おにぎり？』
「さっきも言っただろ。語彙しぼってんだよ」
『なるほど』
…五条が何かやらかしそうな気がする(フラグ)。まあ、いいか。私にはどうせ関係ないから興味ない。えっと…京都姉妹校交流会は私も参加するのかな。
「個人戦団体戦って…戦うの！？呪術師同士で！？」
「あぁ、殺す以外なら何してもいい呪術合戦だ」
そう言って、ニッと笑った禪院先輩。しゅっしゅっ、とその後ろで腕を振り回すのはパンダ先輩だ。振り方がなんか違う。しのぶ姉さんはもう少し
野薔薇が先輩に年中人手不足のこの世界にそんなことをしている暇はあるのか、どうか聞く。話を聞くとどうやら、冬の終わりから春までの陰気が初夏にドカッと呪いとなって現れるらしい。面倒くさいなあ。
「年中忙しいって時もあるが、ボチボチ落ち着いてくると思うぜ」
「へぇ〜」
「で、やるだろ？仲間が死んだんだもんな」
なんでやらなきゃならないんだろう。そう考えて、少し分かった気がした。…強くなりたいから？分からないけど、よく分からないけど、そんな気がする。
「「やる」」
「オマエはどうすんだ？」
禪院先輩がこちらを向いた。
『私？』
「他に誰がいんだよ」
私はどっちでもいい。いや…でも、私もううん、私は強くなりたい。
『………やり、たい…』
「
ニカリと笑った禪院先輩。
「話の途中悪いけど、しごきも交流会も意味ないと思ったら即やめるから」
「同じく」
『…………』
「ハッ」
「まぁ、こん位生意気な方がやり甲斐あるわな」
「おかか」
そうして、私達の特訓が始まった。早速、特訓に入る…と思うところで伏黒が抜ける。どうやら、行くところがあるらしい。
『伏黒、どこに行くの？』
「あの…岡崎ってやつの母親のところだ」
『どうして？伏黒は、虎杖に反対していた』
「考えが変わったんだよ…お前もくるか？」
その言葉に私は首を振った。私が行くべきではないと何処かで思ったから。
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白い流星ーいずみんー(プロフ) - 桜つゆりさん» コメントありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいです（とても）！ (2021年8月12日 21時) (
レス) id: 0e37fab493 (このIDを非表示/違反報告)
桜つゆり - 泣きました。感動しました。今まで見てきたクロスオーバーの話の中で1番です。神作です！ (2021年8月12日 21時) (レス) id: c5f5202b6b (このIDを非表示/違反報告)
白い流星ーいずみんー(プロフ) - ピコピコさん» 疑問系ですね…、教えてくれてありがとうごさいます！ (2021年7月9日 19時) (レス) id: 0e37fab493 (このIDを非表示/違反報告)
白い流星ーいずみんー(プロフ) - わかさん» コメント、ありがとうございます！棘くんが普通に話してたら、毎日キュン死しそう…。これからも頑張ります！ (2021年7月9日 19時) (レス) id: 0e37fab493 (このIDを非表示/違反報告)
ピコピコ - 失礼します！44話の「交流会」の話で棘先輩が「なんで過去形？」って言ってるんですけど、疑問形だと思うのですが、確認をよろしくお願いします！！ (2021年7月9日 15時) (レス) id: 44294a6bf9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白い流星ーいずみんー | 作成日時：2021年6月2日 20時
