『おはよう』から「おやすみ」まで(ym×in)

すいすい ページ4

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ym side







『ねぇ、やまだぁ。今日、あひるちゃんと おふろ入ってもいーい？』





いのおちゃんの 言葉とともに、





ことん、とテーブルに置かれた あひるのおもちゃ。








「は？」








『このあひるね、ここのネジまわすと、下にあるプロペラが回って、すいすい泳ぐんだよぉ〜』






すごいでしょ〜。と、





いのおちゃんは はしゃぎながら あひるのネジをまわしているが、






それどころではない。








――なに考えてんだ、テメェ。いのおちゃんの裸を見ていいのは、この世で俺だけなんだよ！！指でつまむと『あんっ♡』って震えながらイっちゃう乳 首も、かぷって噛みつくと『やんっ♡』って震えながらイっちゃう背中も、強めに つねると『あうっ♡』って震えながらイっちゃう おしりも、ちゅぱちゅぱって 音たてて しゃぶると『にゃんっ♡』って震えながらイっちゃう 足の指も、からかうように ペチペチっておち んちんでたたくと『だめぇ！いじわるしないで、ちゃんと いれてよぉ♡』って ひくひく震えるおし りの穴も！！見ていいのは、いのおちゃんの伴侶である この俺だけなんだよ！！(いのおちゃんの両親は、いのおちゃんを この世に授けてくださった神のため対象外)
わかってんのか？あ？身の程を知れ！！このくそがっ！！！






「…いのおちゃん。あひると いっしょに入ったら、いのおちゃん 遊ぶのに夢中になって、のぼせちゃうから、だめだよ(俺が時間管理してるから、そんなことは死んでもない け・ど！)」






突如現れた 邪魔者を





ギンッ、と睨みつけながら そう告げると、







『……じゃぁ、やまだが いっしょに入ってよぉ』







天使は、あひるのうしろから ひょっこり顔をのぞかせ、






むぅ、と くちびるを尖らせた。







「いのお、ちゃん(あれ？ここは天国か？)」




『やまだと いっしょに、おふろ入りたいのぉ…』




「もしかして、俺とお風呂に入りたいから、あひる使って 俺のこと嫉妬させたの？」





『……うん』





「――っ！！」









今 日 は も う 、お 風 呂 か ら 出 し て あ げ ま せ ん 。









fin

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