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第40話 ページ40

中島「Aちゃんはさ、菊池と付き合わないの?」


菊池「…んぐっ」


お昼休憩。
いつもの場所でご飯を食べ終えお茶を飲んでる時だった。
それまで黙々と飯を食ってた中島が口を開いたと思ったらあんなことを言い出すもんだから、飲んでいたお茶を吹きそうになる。


『な、な、どうしたんです?』


Aもテンパった様子。
まあ、昨日知ったからね。中島くんは。


中島「だって、お互い探しあってたんでしょ?」


急に何を言い出すんだこいつは。
Aはびっくりして目まんまるくして、口ポカーンってなっちゃってるし。


菊池「…急にどうした」


中島「めちゃくちゃロマンチックな話じゃん?子供の頃一緒にいた2人が時を経て再開!子供の頃の約束も覚えてるなんて!」


中島は両手を握って目をキラキラさせた。


中島「お互い好きなら付き合わないって選択肢はなくない?!」


言わんとしてることはわかる。
なんなら俺もそう思ってる。
でもあの時付き合う流れにならなかったのは、告白しなかったのもあるだろうけど、Aに何か理由がある…と思う。


『まぁ、普通はそうですよね…』


あ、この感じだとやっぱりなにかあるんだ。


菊池「なんか、ワケあり?」


『実は…』


Aは食べ終わった弁当を片付けながら話始めた。
理由を聞いた俺たちは開いた口が塞がらなかった。


中島「えっ?それだけ?」


『えっ…?』


菊池「もっと深刻な理由かと…」


『えっ?そんな、おかしいですか?』


中島「ぷくく…」


中島は堪えきれずに笑いだした。


中島「だあって彼氏が1度もできたことないからって、そりゃずっと菊池のこと探してたなら仕方ないってー!」


そう。
俺と付き合ってない理由。
ずっと子供の頃の約束を信じて彼氏を作らなかったこと。
なんでも、子供の頃の約束を引きずってることも彼氏経験がないことも恥ずかしくて言えなかったんだとか。


可愛いでしょ。


中島「そんなの菊池と付き合って学んでいけばいいじゃん!結婚まで約束されてるんだから!なあ!菊池!」


菊池「お、おう」

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F(プロフ) - ★さん» コメントありがとうございます!確認致しました!ご指摘ありがとうございます! (2019年10月19日 22時) (レス) id: 75839fff24 (このIDを非表示/違反報告)
- 5話【まさかこんな所で再開〜!】→再会、 10話【すぐ治します】→直します だと思います。 (2019年10月14日 19時) (レス) id: 44d28ad2ed (このIDを非表示/違反報告)
F(プロフ) - いゆの天ぷらさん» なんのやばいですかなんのやばいですかなんのやばいですか!! (2019年9月29日 18時) (レス) id: 75839fff24 (このIDを非表示/違反報告)
いゆの天ぷら - やばい...やばい...やばい(語彙力) (2019年9月23日 19時) (レス) id: 63bf2faeef (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:F | 作成日時:2019年9月16日 20時

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