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第38話 ページ38

ソファに座りテレビを見ながら過ごす。


うわ〜何このシチュエーション!
すっごいカップル!


結局お昼もご馳走になって夕方になっていた。


菊池「あ、もうこんな時間か」


『帰るんですか?』


菊池「さすがに今日は帰るよ。Aはゆっくり休むこと。明日もキツそうなら休めよ」


『ふふ、はーい』


荷物をまとめて靴を履く。


『ありがとうございました!お気をつけて』


菊池「ありがと。じゃ、おやすみ」


『おやすみなさい』


手を振って玄関を開けてアパートを出ると、中島が立っていた。


菊池「お前…」


中島「なんとなく、ここかなって」


こういう時の中島の勘は本当に鋭い。
外で会話もアレだから俺の家に招いた。


中島「おじゃましまーす」


菊池「どうぞ」


中島「早速だけど、単刀直入に聞くね。幼馴染って本当?いつ知ったの?」


聞かれると思ってたよ。
Aに本気で惚れてたんだから。


菊池「つい最近。Aの誕生日に部屋に飾ってあった写真で気づいた」


中島「そっかーそっかそっか」


そう言いながら中島はソファに座りクッションを抱きしめた。


中島「Aちゃんの探してた王子様って菊池かー。もしかして付き合ってる?」


菊池「いや、実はまだ…」


冷蔵庫を開けて適当に飲み物を出す。
この感じだと長くなりそうだから缶ビールも一緒に。


中島「ずっと片想いで会えたらまだ好きでいて貰えたらって言ってたけど…」


菊池「俺も全く同じことを思ってたんだけど、もっと仲良くなってから…みたいな」


中島「告白しろよ!」


菊池「…はっ?」


思いがけない回答に持っていた缶ビールを落としそうになった。
告白ね…。


中島「なんでその時にしなかったんだよ?そしたら絶対付き合えたし今よりもっと…」


菊池「なんかあの笑った顔みたら告白すんの忘れてたんだわ…」


中島「菊池ってそんなに奥手だった?」


菊池「あー…」


いや、昔はもっと好きになったらすぐ手出てたな…。

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F(プロフ) - ★さん» コメントありがとうございます!確認致しました!ご指摘ありがとうございます! (2019年10月19日 22時) (レス) id: 75839fff24 (このIDを非表示/違反報告)
- 5話【まさかこんな所で再開〜!】→再会、 10話【すぐ治します】→直します だと思います。 (2019年10月14日 19時) (レス) id: 44d28ad2ed (このIDを非表示/違反報告)
F(プロフ) - いゆの天ぷらさん» なんのやばいですかなんのやばいですかなんのやばいですか!! (2019年9月29日 18時) (レス) id: 75839fff24 (このIDを非表示/違反報告)
いゆの天ぷら - やばい...やばい...やばい(語彙力) (2019年9月23日 19時) (レス) id: 63bf2faeef (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:F | 作成日時:2019年9月16日 20時

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