第28話 ページ28
部屋に入ると満面の笑みの中島がソファに座ってクッションを抱きしめていた。
中島「遅かったね菊池！」
『お2人共すごい早かったですよ？』
そうじゃないのよ。
中島の遅かったねは、俺の計算ミスってことなのよ。
そんな手に引っかからねぇよと…。
菊池「ははっ！中島早いな！お邪魔します。これお菓子とか色々買ってきた」
『あー！わざわざありがとうございます！』
キッと中島に一瞬ぶすくれた顔をして隣に座る。
望月さんはキッチンでお菓子やら飲み物やら用意してくれている。
菊池「なんでお前そんなに早いんだよ」
中島「えっ？用意早く終わっちゃってさ〜迷子になるのも嫌だったし早めに家出たら思ったよりご近所さんだったんだよね〜…って言えば納得してくれる？」
はい出た！たまに出る黒い中島健人くん！
本人はきっと悪気ないし自覚ない。
『どうぞ〜！2人が来てくれて良かったですよ〜お母さんたら大きいケーキ買ってきちゃうし、すぐ帰っちゃうし…』
綺麗に切り分けられたケーキと俺が持ってきたお菓子が可愛らしいお皿に添えられて出てきた。
中島「お皿可愛い！どこの？」
『そんな高いものじゃないですよ！近くの雑貨屋で…』
はい始まった！女子みたいな会話！
それ可愛い〜どこの〜？○○のだよ〜！私も買う〜みたいなやつ！
俺がちょっとついていけなくなっちゃうやつ！
一通り女子みたいな会話も終わり普段と変わらない会話もしていた。少し食べて帰るつもりが気づけばお酒を開けていた。
そんで、横には出来上がった2人。
中島「Aちゃんは〜どんな人が好き〜？」
『ん〜笑った顔が可愛くて優しくて頼れる人…？』
中島「ほ〜…俺は？俺！俺なんかどう？」
デロンデロンになりながらヘラっと笑う中島。
うわ、すごいデジャヴ。
それを見て可愛い可愛い〜と流すように答える望月さん。
と、それを眺めてる俺ね。
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F(プロフ) - ★さん» コメントありがとうございます！確認致しました！ご指摘ありがとうございます！ (2019年10月19日 22時) (
レス) id: 75839fff24 (このIDを非表示/違反報告)
★ - 5話【まさかこんな所で再開〜！】→再会、 10話【すぐ治します】→直します だと思います。 (2019年10月14日 19時) (レス) id: 44d28ad2ed (このIDを非表示/違反報告)
F(プロフ) - いゆの天ぷらさん» なんのやばいですかなんのやばいですかなんのやばいですか！！ (2019年9月29日 18時) (レス) id: 75839fff24 (このIDを非表示/違反報告)
いゆの天ぷら - やばい...やばい...やばい(語彙力) (2019年9月23日 19時) (レス) id: 63bf2faeef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：F | 作成日時：2019年9月16日 20時
