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第16話 ページ16

デスクに戻るなり、中島がバタバタと走ってきた。


中島「ねぇ!どこで誰と食べたの!なんで俺を誘わないの!」


菊池「内緒。そのうち誘ってやるから」


中島「俺一人で寂しかったんだぞ!」


そう言いながらプリプリ怒る中島。


女だったら放っておかないけどさ。


菊池「悪かった悪かった」


軽くあしらって仕事に戻る。


少しして戻ってきた望月さんと目が合った。


軽く首を傾げて微笑むものだから俺の頬は一気に緩む。


あ〜後半戦も頑張ろう俺。


残業ルート回避して一緒に帰ろ〜俺。


そこからの俺は凄まじいスピードで仕事を終わらせた。


中島「菊池!帰ろ!」


菊池「おう」


中島「望月さんも帰ろ!」


『はい!』


望月さんが来てから4日くらいしか経ってないってのに、この安定感。


まぁ、望月さんとも帰れるようになったのは中島のおかげなわけなんだけども。


最寄り駅が同じだってことを知れたのも中島のおかげだし…。


明日の呑み会は俺が潔く奢ってやろう…。


中島「あれ、こんなとこにパン屋なんてあったっけ?」


『あ、本当ですね』


菊池「出来たばっかり?」


中島「行こ!行こうよ!」


中島は新しいパン屋を見つけるなり俺と望月さんの手を引いた。


店内に入ると出来たてのパンの匂い。


『美味しそうですね…迷っちゃうな…』


菊池「俺おすすめでいいかな」


俺はオススメと書かれたポップが貼られていたメロンパンを買った。


俺が会計している間、2人は悩みに悩んでいた。


優柔不断なのね。


少しして満足気に出てきた2人の手にはいくつ買ったのか大きい袋を抱えていた。


菊池「何個買ったの…」


中島「えー、じゅ……13個かな!望月さんは?」


『私は10個です!』


2人してすごい笑顔で言うものだから思わず笑ってしまう。


菊池「そんなに食えんの?」


中島「明日のお昼にするし!」


『私は夜ご飯にします』


菊池「あらそう…」

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F(プロフ) - ★さん» コメントありがとうございます!確認致しました!ご指摘ありがとうございます! (2019年10月19日 22時) (レス) id: 75839fff24 (このIDを非表示/違反報告)
- 5話【まさかこんな所で再開〜!】→再会、 10話【すぐ治します】→直します だと思います。 (2019年10月14日 19時) (レス) id: 44d28ad2ed (このIDを非表示/違反報告)
F(プロフ) - いゆの天ぷらさん» なんのやばいですかなんのやばいですかなんのやばいですか!! (2019年9月29日 18時) (レス) id: 75839fff24 (このIDを非表示/違反報告)
いゆの天ぷら - やばい...やばい...やばい(語彙力) (2019年9月23日 19時) (レス) id: 63bf2faeef (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:F | 作成日時:2019年9月16日 20時

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