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やっと仕事が終わった。
着替えて携帯を見ると、ちょうどAから着信が来てた。
「もしもし」
返事はない。
何かガサガサ音はしてる。
「もしもし?」
よく聞いてみるとAの声が小さく聞こえた。
それでもよく聞こえなくて、音量を上げた。
『んで…なんでここに?』
…誰かと話してる?
「…会いたかったですヌナ…」
…動悸がした。あいつだ。
顔も知らない、声も知らないけど冷や汗が止まらなかった。
「A!おいA!!」
『…なんでここにいるの』
ヒョヌ「なんでって…今日ここで仕事だったじゃないですか」
『…なんで知ってるの?』
ヒョヌ「ヌナのことならどんなことも知りたいんです」
俺の声はAに聞こえてない。
電話してるのをバレないようにしてるってことか…。
考える暇もなく気づいたら俺は走り出してた。
…頼む、間に合え。
” ここで仕事だった “ ってことはまだ仕事場にいるはず。
ヒョヌ「僕の名前もう一回呼んでくださいヌナ」
『やめて…来ないで』
ヒョヌ「なんでですか、メンバーとはあんなに近い距離なのになんで僕じゃだめなんですか」
もっと速く走れ…一秒でも速く。
「ヒョン!A何階で仕事してた!?」
マネ「ウォヌ!?」
「早く!何階!!」
マネ「4階だけど…」
「警察に連絡して!Aが…!」
階段で4階まで上がって “ Aさん 控え室 ” の文字が見えた。
勢いよくドアを開けると、Aに詰め寄る男がいた。
『ウォヌ…』
「お前、だれ?」
ヒョヌ「…」
「何回Aを怖がらせれば気が済むの?」
ヒョヌ「俺はただ…!」
「もう黙れよクズ」
Aのほうに行こうとしたら、そいつがポケットからナイフを取り出した。
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ちー(プロフ) - ういさん» コメントありがとうございます。少しずつ投稿し始めたのでまた見ていただけたら嬉しいです。 (5月7日 0時) (レス) id: b1330039d6 (このIDを非表示/違反報告)
うい(プロフ) - どんな展開が待っているのか楽しみながら読んでます!続編も楽しみにしてます! (4月16日 21時) (レス) @page50 id: b4144fdbab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちー | 作成日時:2023年12月9日 22時