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44【WN】 ページ44

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やっと仕事が終わった。


着替えて携帯を見ると、ちょうどAから着信が来てた。



「もしもし」



返事はない。

何かガサガサ音はしてる。



「もしもし?」



よく聞いてみるとAの声が小さく聞こえた。

それでもよく聞こえなくて、音量を上げた。




『んで…なんでここに?』





…誰かと話してる?









「…会いたかったですヌナ…」









…動悸がした。あいつだ。

顔も知らない、声も知らないけど冷や汗が止まらなかった。








「A!おいA!!」


『…なんでここにいるの』


ヒョヌ「なんでって…今日ここで仕事だったじゃないですか」


『…なんで知ってるの?』


ヒョヌ「ヌナのことならどんなことも知りたいんです」







俺の声はAに聞こえてない。

電話してるのをバレないようにしてるってことか…。







考える暇もなく気づいたら俺は走り出してた。









…頼む、間に合え。










” ここで仕事だった “ ってことはまだ仕事場にいるはず。










ヒョヌ「僕の名前もう一回呼んでくださいヌナ」


『やめて…来ないで』


ヒョヌ「なんでですか、メンバーとはあんなに近い距離なのになんで僕じゃだめなんですか」








もっと速く走れ…一秒でも速く。









「ヒョン!A何階で仕事してた!?」


マネ「ウォヌ!?」


「早く!何階!!」


マネ「4階だけど…」


「警察に連絡して!Aが…!」








階段で4階まで上がって “ Aさん 控え室 ” の文字が見えた。












勢いよくドアを開けると、Aに詰め寄る男がいた。










『ウォヌ…』


「お前、だれ?」


ヒョヌ「…」


「何回Aを怖がらせれば気が済むの?」


ヒョヌ「俺はただ…!」


「もう黙れよクズ」













Aのほうに行こうとしたら、そいつがポケットからナイフを取り出した。














.

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ちー(プロフ) - ういさん» コメントありがとうございます。少しずつ投稿し始めたのでまた見ていただけたら嬉しいです。 (5月7日 0時) (レス) id: b1330039d6 (このIDを非表示/違反報告)
うい(プロフ) - どんな展開が待っているのか楽しみながら読んでます!続編も楽しみにしてます! (4月16日 21時) (レス) @page50 id: b4144fdbab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちー | 作成日時:2023年12月9日 22時

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