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その流れでなんとなく練習が始まることに。
VN「結局チームはどうするの？」
SC「そうなんだよな。そこが悩みどころ」
MG「ヌナ、ラップはできるの？」
『得意じゃないけど、たまに歌ったりはする』
DK「え！聞きたい！」
そんな流れでワンフレーズのラップを披露することになった。
…歌い終わっても誰も何も言わない。
ああ、やっぱり下手だったんだ。
そりゃそうだよ、ヒップホップチームがいる前でよく披露したよ自分。
MG「や〜ヌナできないことはないの？」
MH「なにが "得意じゃない" なの。これで得意じゃなかったら、他にラップやってる人どうなるの！」
SC「うん。ラップを極めてみてもいいかもな」
え…こんなに高評価だなんて。
HS「いやちょっと待って！ヌナのダンスを知ってますよねみなさん。あれを活かさなくてどうしますか」
WN「必死かよ」
DK「ちょっと待ってください！ヌナの歌を知ってますよねみなさん。ボーカルチームが良いかと。ね、ウジヒョン！」
WZ「まあ、うん」
DK「ほら！！ヒョンもこう言ってる！」
…かれこれ30分はこの話をしてるけど、全然話に終わりが見えない。
JS「Aは何がやりたい？」
突然話を振られる私。
…この状況で私に聞く？
『私は…今までダンスをやってきたからそれをもっと磨きたい』
DN「じゃあうちの…！」
『でもね、ここに来て歌を教えてもらってもっと勉強したいって思ったし、やったことなかったラップももっとできるようになりたいって思う』
ディノの顔がシュンとしたのが分かった。
『欲張りだよね？ごめん。私が言いたいのは、どこになったとしても満足だし、全力で頑張るって意味だったんだけど…』
すると、今まで静かだったスングァンが一言発した。
SG「じゃあ全部っていうのは？」
『え？』
SG「だってヌナはどこでも頑張るって言ってて、ヒョンたちはみんな自分のチームに来て欲しいんでしょ？」
SC「確かに一理あるな」
『あ、いや、そう意味じゃなくて…』
WZ「ヌナがやれるなら俺はいいと思う」
JH「仕事量が3倍になるってことだよ。ひとつのチームでも大変なのに、できんの？」
ここまで来たら "できません" なんて言えない。
『…大丈夫。皆さえ良ければやらせて欲しい』
こうして私は無所属という名の、全チーム所属になった。
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ちー(プロフ) - ういさん» コメントありがとうございます。少しずつ投稿し始めたのでまた見ていただけたら嬉しいです。 (5月7日 0時) (
レス) id: b1330039d6 (このIDを非表示/違反報告)
うい(プロフ) - どんな展開が待っているのか楽しみながら読んでます！続編も楽しみにしてます！ (4月16日 21時) (レス) @page50 id: b4144fdbab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちー | 作成日時：2023年12月9日 22時
