story22 ページ24
貴方side
ん?これって…
キ「ブルーシート?」
そう、ブルーシートがコンクリートの下の面にある。
メ「どうして、ブルーシートがあるの?」
キ「ハッ!もしかして……みんな、分かっちゃった!」
全ーキ「えっ?」
キ「これ、トリックです。」
トリック…?あっ、そういことか。キュウの方が早く気づいた。悔しい。
全ーキ・貴「トリック?」
貴「答えはこうです!三郎丸さんを殺 した犯人は玄関の内側にダンボール箱を置いて逃げた。そう、扉は内開き。そして、換気扇からホースを突っ込んで液体をダンボール箱の中に流し込んだ。だから、ダンボールが重しになってドアを塞いだんです。」
キン「いや、キュウ。これは、コンクリートだぞ?」
貴「コンクリートも固まる前は液体だけど?」
メ「へ?」
キ「犯人はコンクリートを運んだんじゃなくてこの部屋で作ったんです。コンクリートが固まってから火をつければ、ダンボール箱は燃えてしまう。そして、コンクリートだけが残る。これが、証拠のブルーシートです。」
メ「ここで作られたんだ。この、コンクリート。」
貴「そ、これは犯人の自 殺に見せかけた犯罪。でも、犯人はミスを犯した。コンクリートの下でブルーシートが燃えなかった。」
すると、キュウが遺体のあった辺りに手を置いた。
キ「三郎丸さんは自 殺なんかじゃない、弱い人じゃないって、証明したかった。」
貴「ふっ、ぐ グスッ……三郎っ…丸さん。うぅっ、どっどうして死 んじゃったんだよぉ。バカ野郎。」
カ「俺、謝りたい。三郎丸さんに酷いこと言ったまんまで、謝りたいよ。謝りたいよぉ。」
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壱佳 - 玄ちゃんさん» コメントの返信など細かくしてくださり有難うございます。続編作りましたんでよろしければ「壱佳」で調べてくださいね。 (2016年12月23日 20時) (レス) id: d0311983db (このIDを非表示/違反報告)
壱佳 - 咲さん» 続編作りました! (2016年12月23日 20時) (レス) id: d0311983db (このIDを非表示/違反報告)
咲(プロフ) - 続編読みたいです。 (2016年12月20日 22時) (レス) id: 0bdb161fd7 (このIDを非表示/違反報告)
玄ちゃん - 続編みたいです!ここまで書いたのなら続きも読みたいです(>_<) (2016年12月20日 21時) (レス) id: 78079c1c22 (このIDを非表示/違反報告)
玄ちゃん - そうなんですね。別にこの話で無理にpinkを入れようとしなくて大丈夫ですよ(*^_^*) 更新,頑張ってくださいね(>_<) (2016年11月12日 16時) (レス) id: 78079c1c22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:壱依 | 作成日時:2016年11月6日 1時