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河村視点
Aさんと、付き合えた
なんと喜ばしいことだろう
手を繋いで帰れる喜び
彼女の口から、俺に向けらる好きの言葉
身に余る幸福だよ
さて、今、目の前にいるのは同じクラスの、
あの日、Aを階段から突き落とした男子
「なんだよ、こんな所に呼びだして」
怪訝な顔で俺を睨む
「やだなぁ、俺、喧嘩しようとか、そうゆうことじゃないんだけど…」
笑って見せる
「じゃあ、なんだよ」
イライラと俺を睨む顔
「まぁまぁ、そう焦らないで」
怖いなぁ…まったく
「早く言えよ…」
なんだか、焦ってるみたい
額の汗が尋常じゃないよ？
「あのさ、俺、見てたんだよね
君がAを階段から突き落とした所」
信じられない、とてもいうかのように空している目を見開いた。
「っ！？な、……関係ないだろ…」
目をおろし、キョロキョロと泳がせる
「あはは、関係あるよ ね？カンニングくん？」
また、目を見開き、今度は俺の方をしっかり見つめた
「お前、なんで、それっ」
しどろもどろになりながら、言葉を発する
「なんでも、知ってるさ…だって、全部俺が仕組んだんだから」
続けてしゃべる
「きみに、【カンニングしたことをバラされたくなかったら黒木Aをつき落とせ】って手紙を出したのも、【黒木Aの物を隠せ】って手紙を出したのも、全部俺だよ」
ああ、でも、手紙や、噂なんかは俺がやったんだけどね？
「女の子って怖いねー、簡単に噂が広まっちゃうんだもんね」
ははっと笑ってみる
俺が言葉を綴るたび、彼の嗚咽が酷くなる
「…なぜ？って顔してるね？ 教えてあげるよ、それは、それはね？
ははっ、俺がAを愛してるからだよ！」
彼は、俺を軽蔑した目で見る
「それで、俺に何のようだよ…っ」
「うん、あのね、俺と鬼ごっこをしない？」
ゲーム？と、彼が聞き返す
「範囲はこの街、俺が鬼、どう？」
彼は逃げ出した。
＊
次の日
『次のニュースです。東京都の青春学園の男子生徒が、道路に飛び出しトラックに轢かれ、死亡しました。この際、男子生徒は逃げているようだった、とのことです。』
『受験イノローゼで、幻覚を見てしまったのでしょうかね？』
【優しい毒林檎】
俺は、世界で一番幸せになった。
幸村 世界はこんなに美しい 『ほのぼの』Rei♪さんリク☆→←続き
ラッキーカラー
あずきいろ
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yuki(プロフ) - 分かりました！お願いします！ (2014年3月5日 13時) (
レス) id: 3d68aaf801 (このIDを非表示/違反報告)
捨て猫(プロフ) - yukiさん» 本当に申し訳ないのですが、現在激甘は取り扱っておりませんので、書かせていただくとしたら、甘になってしまいます！よろしいでしょうか？？ (2014年3月4日 21時) (レス) id: f907f3682a (このIDを非表示/違反報告)
捨て猫(プロフ) - yukiさん» 度々すみません！リクエスト、かしこまりました！それと、作者は現在受験生ですので、すこし遅れてしまいます……ご了承くださいませ！ (2014年3月4日 21時) (レス) id: f907f3682a (このIDを非表示/違反報告)
yuki(プロフ) - リクエストお願いします＾＾ 木手永四郎で激甘お願いします＾＾ (2014年3月4日 10時) (レス) id: 3d68aaf801 (このIDを非表示/違反報告)
捨て猫(プロフ) - 。さん» ご指摘ありがとうございます。よろしければどの作品の、どのキャラクターのことなのかを教えていただけるとありがたいです。 (2014年2月22日 16時) (レス) id: f907f3682a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シャム猫 | 作成日時：2013年7月23日 16時
