6話 ページ7
チエ「に、人形が喋ってます…。き、きもい…(◎-◎;)。」
モノ「ショボーン。そんなにﾋﾞｸﾋﾞｸしながら、ハッキリと言わないでよ。」
コウ「おい！俺達に何をしたんだ！？」
メリー「あ、あなた達の脊髄神経に、デバイスを取り付けさせてもらいました…！」
シュウ「デバイス！？」
タケオ「ほ、本気で言ってるのか！？」
ミホ「あ、首の裏に何かあるわ…(◎-◎;)。」
た、確かに、首の裏に手を当てたら、何か四角い物で固いもののような感触があった。
モノ「あ、どんなのか見たいかな？ほらほら！これなら見えるでしょ？」
マコト「わっ！？」
モノクマが、僕の後ろに現れて、両手に鏡を持って僕に脊髄神経に設置されたデバイスを見せてきた。
これ、外すことは簡単じゃなさそうだな。
ウルフ「無理矢理取ろうとすると、死ぬ可能性があるから注意しろ。さあ、今座ってる奴等以外のお前達、早く自分の名前がある椅子に座ってもらおうか。」
シュウ「…分かったよ。」
もう、命令を無視する人は、誰もいなかった。
全員が言われた通り、それぞれの椅子に座った。
モノ「もう、最初から言うこと聞いてれば良かったのにね。まあでも、苗木君がこの二人に幸運を分けて、不運なことになったのは、面白かったよ！うぷぷぷぷ！今でも思い出したら、思い出し笑いしちゃうな〜♪」
マコト「お前がやったことだろ？」
モノ「何言ってるのさ？ビリビリさせようとしたのはメリーとウルフなんだよ。」
メリー「た、確かに、命令を無視したから発動させようとはしましたが、猶予は与えましたよ？あなたが時間のこと関係なく、無理矢理奪って発動させましたよね？」
モノ「うぷぷぷぷ。その方が盛り上がるでしょ？」
ウルフ「盛り上がってない…」
モノクマは本当に(怒)。
今度は何を企んでる？
ハジメ「というか、なんでモノクマが？」
マコト「さっきメリーが狼ゲームへようこそって、言ってたよね？狼ゲームって何？それに、モノクマは主催者って…」
モノ「それはね…」
ウルフ「こいつはもう主催者じゃない。」
モノ「え？」
メリー「モノクマさん！あなたは、勝手なことをしまくるので雑用してもらいます！」
モノ「ええ！？なんでさ！？(|| ゜Д゜)」
マコト「あ、モノクマの扱いが…(◎-◎;)。」
リツ「な、なあ、あの熊っていつもあんな感じなのか？」
ハジメ「日頃の行いがあるから…学園ではあんな感じだな。」
モノクマは喚いてるけど、僕らは同情しなかった。
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