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(夕食美味しかった……ゾムと一緒に食べたかったなぁ)
夕食を食べ終えて腹もいっぱいになり、だらしなくもすぐに横になった。ぼうっと和室の天井を見る。
一人の時間はどこに居ても決まって静かだ。自分の生活音とたまに耳鳴りがするくらい。
この町は人口が少ないため、夜は特に音がない。音がないと言うのは人工的な音のことを指している。虫や鳥が鳴く声は都よりもよく聞こえて、綺麗だと思う半面切なさが増した。
(……でも今日はちょっと、楽しかったかも)
友達が出来た気がした。恋人でも婚約者でもない、一緒にショッピングをするような友達。まさかの出会いではあったが、ゾムとは違う｢好意｣が芽生えた。恋愛感情ではなく友情だ。
あ、ショッピくんとショッピング……ふふ。なんてくだらないことで一人小さく笑った。
ゾムにも紹介したい。友達が出来たよって。隠せば隠すほど後になって拗れて、大変なことになる。前に経験した。
濃い一日だったせいか、まだ眠くない。夜は外へは出歩けないし、ショッピくんのところに遊びに行こうかな。
彼はイタズラしたりかまをかけたりするのが好きみたいだが、どこか不思議な感じもする。目が合う度に黙り込まれてしまうから、そう感じるだけかもしれないが……。
コンコン、とノック音が聞こえて、慌てて起き上がる。立ち上がって扉に向かえば、外から｢Aさん、俺っす｣と声がした。
｢どうしたのショッピくん。暇だから私も今から会いに行こうかなって思ってたところなんだけど……｣
｢すいません、夜に。明日帰るんすよね、話しておきたいことがあって｣
ショッピくんは今日一番の真面目な表情でそう言った。
話しておきたいこと、と言われて何も想像出来なかった。改まって話すことなら、今日の出来事についてとは思えない。彼と真面目な話なんて一度もしていない。しかし宝石眼について話している時だけ、何か考えているように見えた。
立ち話もあれだし、とショッピくんを部屋に入れた。
｢言わないでおこうと思ったんですけど、やっぱ言います｣
｢……なぁに？｣
｢俺、人の過去が見えます。そんで、Aさんが生まれてから今日この町に来るまでの全ての過去を見ました｣
何を言っているんだろう、とぽかんとした。
過去が見えるなんて、そんなのはあまりに非現実的だ。でも、ショッピくんが嘘を吐いているようには見えなかった。
｢……Aさん、初めてはゾムさんに無理矢理されたんですね｣
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影猫(プロフ) - トウマさん» ありがとうございます！私もヤンデレ好きです(笑)今度ガチもんのヤンデレも書いてみたいです。更新頑張ります……！ (2018年3月8日 3時) (
レス) id: 3f1a8429d6 (このIDを非表示/違反報告)
トウマ(プロフ) - 影猫さんのゾさんがめちゃくちゃ好きです…ヤンデレが大好物なので（）更新頑張ってください！ (2018年3月7日 22時) (レス) id: a615484a47 (このIDを非表示/違反報告)
きゃらめるそーす(プロフ) - 影猫さん» 了解ですっ (2018年2月23日 13時) (レス) id: 7e83d7a6cd (このIDを非表示/違反報告)
影猫(プロフ) - きゃらめるそーすさん» コメントありがとうございます。ついったでフォロー申請送って頂いた方でしょうか？誤操作で蹴ってしまったので、申し訳ございませんがもう一度送って頂けないでしょうかm(_ _)m (2018年2月23日 13時) (レス) id: 3f1a8429d6 (このIDを非表示/違反報告)
きゃらめるそーす(プロフ) - 影猫様のゾム氏がかっこよすぎて禿げそうになるぐらい悶えてますwこれからも頑張ってくださいっ！応援してますっ (2018年2月23日 13時) (レス) id: 7e83d7a6cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：影猫
| 作成日時：2018年1月8日 18時
