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｢ゾムでーす入りまーすちーっす｣
｢ちょっとゾムさん！約束の時間から何時間経ってると思ってるんですか！｣
入室許可がおりる前に勝手に扉を開け、ずかずかと中に入る。エーミールは待ちくたびれたのか、ぐったりとソファで寛いでいた。珍しく体勢を崩して座っているのを見て、そういえば約束の時間は朝10時だったなと思い出す。
流石に悪い事をしてしまった。せめて早めに連絡を入れるべきだったと反省。一応正当な理由はあるから、言うだけ言っておこう。
｢彼女が……その、体調悪くて動けんようになってて。慌ててペ神のとこ連れて行ったから、エミさんに連絡する間もなくて……｣
｢へっ、彼女さん大丈夫なんですか？そういう事でしたら、日を改めても良かったのに｣
｢今は結構良くなってるから多分大丈夫。本当ごめんなエミさん！｣
｢いやいやいや！それなら仕方ないですよ、怒りません。ささ、どうぞお座り下さい｣
良い人過ぎて逆に罪悪感が生まれた。連絡する間もなかったというのは盛ってるし、正直忘れてたし。昨日寝る前までは覚えてた筈なんだけどおかしいなぁ、なんて一人とぼけた。
遠慮なく向かいのソファに座らせてもらい、肩の力を抜く。
疲れたなんてAの前では言えないし、ため息だって吐けない。そんなことをしたらきっと、Aは自分を責めてまた部屋の隅で膝を抱えてしまうから。
｢それで本題ですけど、例の彼女さんとはどうですか？その感じだと、上手くいったんですね？｣
｢まぁな。もう毎日幸せで……可愛くて可愛くて仕方ないで、ホンマに｣
｢惚気話はご遠慮しますね。それで、実際捕まえてみて、彼女は宝石眼だったんですか？｣
｢うん、間違いないなぁ。その辺疑うならそうやな、トン氏とかに聞いてみれば？おれのAの眼ぇ見て、顔真っ赤にさせよったでアイツ｣
ケラケラと笑ってそう言うと、エーミールは｢そこまでしなくても信じますよ｣と苦笑した。
今日エーミールと会う約束をしていたのは、A関連の話をしようと思ったから。
恥ずかしながら、あまり頭が良い方ではないし、戦闘以外の知識は浅はかだ。小さい頃、まだ両親と暮らしていた時に聞かされた宝石眼の話、それにグルッペンにスカウトされてこの国に入ってから聞いた話くらいしか知らない。ほとんどの一般人も、名前しか知らないだろう。
里親を殺したあの日以前、Aの個人情報を調べまくっていた時に協力してもらったのがロボロとエーミールだった。
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影猫(プロフ) - トウマさん» ありがとうございます！私もヤンデレ好きです(笑)今度ガチもんのヤンデレも書いてみたいです。更新頑張ります……！ (2018年3月8日 3時) (
レス) id: 3f1a8429d6 (このIDを非表示/違反報告)
トウマ(プロフ) - 影猫さんのゾさんがめちゃくちゃ好きです…ヤンデレが大好物なので（）更新頑張ってください！ (2018年3月7日 22時) (レス) id: a615484a47 (このIDを非表示/違反報告)
きゃらめるそーす(プロフ) - 影猫さん» 了解ですっ (2018年2月23日 13時) (レス) id: 7e83d7a6cd (このIDを非表示/違反報告)
影猫(プロフ) - きゃらめるそーすさん» コメントありがとうございます。ついったでフォロー申請送って頂いた方でしょうか？誤操作で蹴ってしまったので、申し訳ございませんがもう一度送って頂けないでしょうかm(_ _)m (2018年2月23日 13時) (レス) id: 3f1a8429d6 (このIDを非表示/違反報告)
きゃらめるそーす(プロフ) - 影猫様のゾム氏がかっこよすぎて禿げそうになるぐらい悶えてますwこれからも頑張ってくださいっ！応援してますっ (2018年2月23日 13時) (レス) id: 7e83d7a6cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：影猫
| 作成日時：2018年1月8日 18時
