。＊ ° 冬 限 定 カ レ シ ° ＊ 。【国見英】

A winter time＊２８ ページ29

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A「く、国見くん……っ離し、て…？」


国見「やぁだ。」





それからはだんだんエスカレートしていって、今は何故か国見くんの上に乗せられている。


向き合って、私の手を国見くんの首に回させられていて、顔が近い。


このままずっとこうしていたら、何だか元に戻れなくなるようなことをしてしまいそう。





国見「………可愛い」


A「み、見ないで…っ……」





ついばむようなキスをしながら、目を開けている。


じぃっと見つめられて、すごく恥ずかしい。






国見「…ん、……塩キャラメルより、美味しいかも」


A「…………」





それって。







・








……それって、一番美味しいってことですか？







＊






国見「やばっ」


A「……？」


国見「…部活は、サボれない。及川さんが煩いし」





……先輩はともかく、部活はちゃんと行ってるんだ。



授業サボってるくらいだから、部活もサボったりとか…って思ってた。なんかごめん…。






国見「じゃあ、先帰ってていーよ。またね」




A「…うん、また」

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