※教育係を募集しています。【無気力・ハイキュー】

Education→23 ページ25

A「えーと……隣だから、此処だよね…？」




廊下に出て数メートル程先にあるドアの前まで来た。


夕飯しなきゃなんだけどな……。





A「失礼しまーす…？」





一応ノックして、挨拶をしながらドアを開けた。






国見「ふふ、いらっしゃーい」




コッチコッチ！と手招きしているのは英だった。


それにしても……





A「ぬいぐるみ…！」


国見「あ、やっぱりA好きだろ？ぬいぐるみとか……意外と子供だもんな」




一言余計です…っ！


でも……実はぬいぐるみとかも大好き。


可愛いものとか…そういうの好きだし憧れるもん。





国見「じゃーん。こいつ、Aにそっくり」




そう言って差し出されたのは、薄いピンクのテディベアだった。


受け取ると、あまりの可愛さに抱きしめてしまった。



それを見てクスクスと笑う英は、どこか優しげな笑みだった。



国見「そいつ、やるよ。お持ち帰り用で」


A「あ、ありがとう…！嬉しい」




国見「………っ…！？///」





そうだ、他の部屋も行かなきゃいけないんだった。


あんまり長居してると怒られちゃうな……。






A「私、次のところ行ってくるね…！これ、ありがとう！」



国見「…べ、別に！」

Education→24→←Education→22

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す