7話 ページ8
部活後
「帰ろう」
掃除をしているところに太一がやってきた。
…ああ、今日は白布と話せない。
こんなこと考えるなんて太一に申し訳ない。
「あれ、二人で帰るの?」
そこへやってきたのは
「悪いですか?天童さん」
「いや全然!青春を謳歌したまえ!青少年!」
なんて、意味不明な口調。
〜♪
LI〇E…
しらす今日、電話していい?
こんなことで嬉しくなるなんて、
私って単純なのかな。
「A?」
「ごめん、帰ろう?」
Aいいよ
・
久しぶりに太一と帰るなぁ…
1年のころはよく一緒に帰ってたけど…
何の話してたっけ?
「…今日、告白されたんだって?」
『…何で知ってるの?』
「…立花が言ってた」
あのばか…
『…別に、断ったよ?』
私がほほ笑むと
「…好きな人いるんだろ?」
…こんな話したくない。
『‥‥ね。今日、立花がさ…』
私は話を逸らすことにした。
「おい、話…」
『…ごめん太一、その話はしたくない。』
「…悪い」
一気に空気が重くなった。
失敗。
「あっれー暗いぞー!」
『天童さん…』
救われた。
やっぱりこの人は、いい。
『…すみません。先帰ります』
ごめんね、太一。
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シラス王国 - うっはぁぁぁあッッッ!!めっちゃ続き気になります!!ワクワクドキドキしながら読ませていただいておりますっ。更新頑張ってくださいね!迷わず一番右端のお星様押させていただきましたw (2019年3月24日 8時) (レス) id: 9c1f44b696 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:うさぎZ | 作成日時:2019年3月23日 19時