２４話 ページ25
白布side
授業開始のチャイムが鳴った。
なのに、Aがいない。
やっぱり体調が悪かったのか…
「立花、Aは？」
「あー…保健室だと思うけど…」
けど…？
「ねぇ、Aの気持ちわかってんの？」
「気持ちって？」
「傷つけないでよね。」
傷つける…？
俺はあいつを傷つけているのか？
「みてアレ！須藤さんと…」
俺はクラスメイトが見ている方をみて
驚いた。
太一がAを抱えて歩いている。
「あの二人、もしかして…！！」
「相手は川西かー！かなわねぇな！」
「なに狙ってたの？」
そんな声、耳に入ってこなかった。
もし、Aが太一のところに行ってしまったら…
考えただけで、吐きそうになる。
「…先生、体調が悪いので保健室に行ってきます」
「行ってきなさい」
俺は保健室に向かって走った。
「…A！！」
カーテンを開けて入ると、
寝ているAとそれを見ている太一がいた。
「…ふざけんな」
「は？」
「…お前、Aと付き合ってるのか？ならそう言えよ…最初から…」
「…ごめん」
「俺に、謝らなくていいけど。桐生やAとか傷つけてるからな」
太一が怒っているのは伝わってきた。
けど、俺はAや桐生をどういうふうに傷つけただろうか…
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シラス王国 - うっはぁぁぁあッッッ！！めっちゃ続き気になります！！ワクワクドキドキしながら読ませていただいておりますっ。更新頑張ってくださいね！迷わず一番右端のお星様押させていただきましたw (2019年3月24日 8時) (
レス) id: 9c1f44b696 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさぎZ | 作成日時：2019年3月23日 19時
