17話 ページ18
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「A?」
満足した顔で私の前にいる野乃花。
ああ、こんな感情、今までなかったのに…
どうしてこんなにも腹立たしいのだろうか。
『…どうしたの?』
「ついてきてくれてありがとう!!戻ろ!」
‥‥
部屋に戻り暫くして
私はあのことについて聞くことにした。
『ね、野乃花。聞きたいことがあるんだけど』
「?どうした?」
これを聞いて、野乃花はどういうだろうか。
『…私が太一のこと好きだって嘘を先輩とか同級生の男の人に言ってるって、瀬見さんから聞いたんだけど…。どうして、そんなウソを言うの?』
「だって、太一のこと好きじゃん!」
は?
やっぱり野乃花のこういうところ嫌いだ。
『…なんでそうだって決めつけるの?』
「決めつけてなんかいないし!だって名前呼びだし…仲良く話してるじゃん…」
決めつけてるじゃん。
あー、どうしよ。
これじゃあ、喧嘩になってしまう。
『…もう二度と言わないからよく聞いてほしい。私は、太一のこと好きじゃない』
「…そんなこと言ったら、川西くんが可哀想…。」
なんで、そんなことが言えるんだろう。
『…もういい』
野乃花とは話さない。
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シラス王国 - うっはぁぁぁあッッッ!!めっちゃ続き気になります!!ワクワクドキドキしながら読ませていただいておりますっ。更新頑張ってくださいね!迷わず一番右端のお星様押させていただきましたw (2019年3月24日 8時) (レス) id: 9c1f44b696 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:うさぎZ | 作成日時:2019年3月23日 19時