今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:56,169 hit
小｜中｜大
１話 ページ2
どうしてこうなったのか。
初恋もその次も実らず
三度目、私は彼に告白した。
「俺も好き。付き合おう」
やっと、こうして実ったと思ったのに。
「…桐生って、白布のこと好きなんだって。」
友人の一言で現実に引き戻された気がした。
…それを聞いたとき、付き合えたことに素直に喜ぶことができなかった。
だって…桐生野乃花は私の友達でもあるから。
＿＿＿＿＿＿＿＿
付き合って2カ月が経った。
付き合ってるって言ってもクラスではあまり話さないし、
話しても部活で話す程度。
朝練後、教室へ。
白布が横を通り、目があった。
「おはよ」
『おはよう』
白布はにこりと笑って私の後ろの席に座った。
「なに〜？いい感じじゃん。好きなの？」
…そう。好きだよ。
『私は…』
「あーでも、５組の桐生、白布のこと好きだったような…。今はどうか知らないけど。」
『そうなんだ…』
言ってしまえば楽になる？
でも幻滅されて、最低な女だって言われてみんなが離れて行ったらどうしよう。
そう考えれば考えるほど、胸が苦しくなるの。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 278人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
シラス王国 - うっはぁぁぁあッッッ！！めっちゃ続き気になります！！ワクワクドキドキしながら読ませていただいておりますっ。更新頑張ってくださいね！迷わず一番右端のお星様押させていただきましたw (2019年3月24日 8時) (
レス) id: 9c1f44b696 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：うさぎZ | 作成日時：2019年3月23日 19時
