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11話 ページ12

休日


『…今日は…午後から大学生と練習試合か…』


午後からか…


今日から三日間ほど野乃花がいない。


あっちは強化合宿らしい。


『…こういう日が続いてくれたらいいんだけどな…』


なんて、少しくらい思ってもいいよね。


コンコン


ノック音が響いた


扉を開くと


『…白布‥?』


「…賢二郎でしょ。」


『あ、忘れてた。』


「忘れんなよ」


朝から賢二郎と話せてる…


嬉しいな。


こんな些細なことで喜べるなんて


私ってやっぱり単純。


「…桐生がいないって聞いたから、来た。」


『…うん』


「太一と喧嘩したのか?」


喧嘩というかなんというか…


『…うん』


あれは、私が悪い。


イラついてたんだと思う。


「早く仲直りしろよ。」


『うん』


そして賢二郎は昨日と同じように私を抱きしめた。


「…本当は、ずっとこうしていたい」


『…私も』


でも


この関係がもし他者にバレてしまっても


私のことを好きでいてくれますか?

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シラス王国 - うっはぁぁぁあッッッ!!めっちゃ続き気になります!!ワクワクドキドキしながら読ませていただいておりますっ。更新頑張ってくださいね!迷わず一番右端のお星様押させていただきましたw (2019年3月24日 8時) (レス) id: 9c1f44b696 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:うさぎZ | 作成日時:2019年3月23日 19時

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