理由 ページ24
「はっ！？もう一度言ってください。」
「だから、俺の第七師団の女中が足りないから。働いてネ♪」
「「ネ♪」じゃねえよ！？その程度で私を攫ったと？冗談はいいからちゃんと言って。」
リスクが大きすぎる。私は真選組の幹部。ついでに総君もさらったのだ、相当な手間とお金がかかっているはず。総君をさらったのは私が逃げたとき用の保険を懸けていたのだろう。
そこまですることは無いのではないか。
「何んでそんなに必死なの？私に執着する意味はあるの？」
「簡単だよ。Aのおいしい卵かけご飯が食べたいからネ」
「それなら帰らせて頂きますね〜。お邪魔しました〜。」
「帰らせるわけにはいかねぇんでな、嬢ちゃん」
丁度帰ってきた阿伏兎に止められ、「ちっ」と舌打ちをして席に戻る。するとがたっと揺れて船が動き出した。
「これどこに向かってるんですか？」
「洛陽ってとこに向かってるんだよ」
「それって、神威の故――」
「宇宙に出たよ!A宇宙来たことある？」
「――故郷」と言おうとしたのだが神威に遮られた。嫌だったのか、他に話したいことがあったのか、、、、。神威は常に笑顔だからその顔の裏に何があるかよく分からない。最低限返事は返しておこう。
「来たことないかな、、、。ほら、仕事忙しいから、なかなか江戸から出られなくって。」
「そっか、んじゃあ、右の窓見てヨ！『A、あれが地球』だよ」
私は言葉を失った。地球の事はテレビでなら何度か見た事がある。
しかしその地球は、液晶で見るとは違う美しさがあった。普通の人ならただそれだけを心に抱くだろう。しかし、私は少し不信感を覚えた。
――「A、あれが地球ですよ」
懐かしい声がする。
私の事を呼ぶ声、懐かしい。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
ふんどし
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 19人がお気に入り
この作品が参加のイベント 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なるは。(プロフ) - 面白いです!!最高!!更新頑張ってください^^* (2019年6月11日 17時) (
レス) id: 091bffa261 (このIDを非表示/違反報告)
みーなな(プロフ) - 「新撰組」ではなく「真選組」ですよ（小声）更新頑張ってくださいね！ (2019年5月26日 14時) (レス) id: 7c77c99c8b (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 沖田くん可愛くてもう最高です、、、！これからも更新頑張ってください！でも多分新撰組じゃなくて真選組だと思います、、！ (2019年5月26日 8時) (レス) id: 7701c78eca (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：妄想脳な夢腐女子 [蒼暗] | 作成日時：2019年5月13日 7時
