【文スト】中原中也が好きすぎて 短編集

大事なもの ページ12

中也「手前ッ....!!!またやりやがったなぁあああ？！」



A「ひぃぃぃぃ！！すいませんでした許してくださいぃぃぃ！！！」




中也「おい逃げんな！くそ！」




エリス「また追いかけっこしてる」



首領「またAちゃんがなんかしちゃったのかなあ？」



A「ごめんなさいごめんなさい！これからは中也さんの私物には触りません近づきません！！」



中也「この間もそう言ってコーヒーこぼしたり帽子粉砕させただろ？！もう今日は許さねえ！！」




A「怖いです！！！恐怖で心臓がもたないので本当追いかけるのやめてくださいいい！！！」




芥川「A、そんなに急いでどうする「龍之介くんどいてーーー！！！」







芥川の持っていた本に





私の手が触れた瞬間





粉砕した




A「またやっちゃったよ〜
龍之介くんごめんなさいいい」




私の異能は




自分じゃ制御できなくて






A「あ、でも龍之介くんが怪我しなくてよかった」




毎日大変なご迷惑をかけている



特に私のお世話係の




中也「手前止まりやがれ！！」



あの怖い人には




特に





追いつかれて腕を掴まれる




A「ごめんなさいごめんなさい、命だけはなんとか」




中也「ったく、逃げんなよ。
これ、付けてみろ」




そう言って手渡されたのは




手袋？





中也「多分お前の異能は、直接触れたものを攻撃出来るから、これつけたらなんか変わるんじゃねえか？」




私のために





わざわざ




A「でもさっき、今日は許さねえって...」




中也「そうだったな」




そう言って頭叩かれた




A「いっつ〜〜....」





中也「俺の私物に触るなよ、異能をちゃんと使えるようになってからにしろ」





A「わかりました。
手袋、ありがとうございます」





この先、この手袋が




私にとって一番大事なものになる





中也「戻ったら部屋の掃除、壊したもの弁償な」





A「鬼っ！」




この時の私はそんな事思いもしない

一目惚れ→←言葉に出すのは難しい

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