二年の喰種先輩

十五話 ページ16

『昼のパンケーキが効いたなぁ、バカなことやった、』

と言い、地面に寝転ぶ

悟「輸血用の血くらいなら持ってくるけど、」

『いやだ、血とはいえ、食事なんて見せたく無い』

起き上がり言う

悟「部屋に帰る？」

『うん』

と言い、ふらついた足取りで部屋へ帰るA

【数分後】

『……』

数分後服を着替え帰ってきたA

悟「大丈夫？」

野「えっ、な、治ってる？」

恵「治ってる」

『…まぁ、うん、あぁ、喰種は回復力もあるから、簡単な傷口なら塞がる』

と返事をする

デス「月露…」

『なに？うるさいな』

デス「月露！できれば一口だけでも食べさせてください！」

『いやだ』

と言い、持ってきた水筒を開けるA
すると水筒の中から美味しそうなコーヒーのいい匂いがする

デス「せめて！せめて血だけでも！」

『コーヒーあげるから黙ってろ』

と言い、水筒に付いているコップに入れて渡す

デス「ありがとうございます！」

とても嬉しそうにそう言い、ゆっくりと味わっているザー・デス

悟「いいの？優しくしちゃって、」

『…ん？今のうち、優しくしといて、手駒にするの』

野「うわっ！クズ男」

『僕はまだウタさんのものだし』

まだと言う言葉に反応する棘と悟

悟「まだ？」

『忘れて』

と恥ずかしそうに言うA

デス「…ん？…はっ！」

『気づくの遅っ、』

デス「もしや！肉骨粉…？」

『な訳ないでしょ、僕の血、飲んだ人みんなが甘いって言うから混ぜてみた』

デス「月露の血とっても甘くて美味しいです、」

と微笑むデス

『…ふん、』

デス「…所で、、ここは？」

『…悟、説明』

悟「はいはい、」

【説明後】

デス「…へぇ、」

悟「で、君どうするの？」

デス「月露」

『嫌だ、』

悟「なんでそんなに頑なに断るのさ、」

『ザー・デス、、年齢15歳、』

真「15！？」

『そ、』

悟「あー、そう言うことね、」

『ん』

デス「……えいっ！」

Aの尾赫が出てくる辺りを触るザー・デス

『ひゃう！』

と言う声が出て体が、跳るA

『……殺す、』

そう呟き、デスを尾赫で釣り上げる

悟「今のなに？」

『……内緒』

と恥ずかしそうに言う

デス「月露は尾赫の付け根と、背中が弱いんですよ！」

とつられながら教えるザー・デス

悟「へぇ、いいこと教えてもらったな」

棘「しゃけ」

と悪い顔をする2人

『悪ふざけでした瞬間吹き飛ばすから』

と警戒する

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